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日ごろの備え

こんばんは。 ペルダ・コンサルティングの古橋です。

東日本大震災から6年の月日が経ちました。 犠牲となられた方々に、改めて哀悼の意を表します。

復興の加速化、被災者の生活再建支援。 原発事故避難者へのいじめ問題。 今なお多くの課題が残されている中、防災教育・防災訓練の大切さもクローズアップされています。

この節目に合わせて、各地で様々な防災訓練が行われました。 ペルダ・コンサルティングのお客様、<静岡市動物園協会>様でも、ちょっと変わった?防災訓練が行われたようです。

(3月10日 静岡新聞より) 静岡市駿河区の市立日本平動物園で9日、「地震でおりが破損してチンパンジーが逃げ出した」との想定で捕獲訓練が行われた。 同園職員や県猟友会メンバー、静岡南署員ら計60人が緊急時の対処法を確認した。 職員は指令を担当する管理事務所や捕獲班、来園者誘導班、麻酔班に分かれて実施した。 飼育担当者が職員扮(ふん)する脱走したチンパンジーを発見すると、バナナなどでおびき寄せた。 職員らは脱出防止フェンスを設置して逃走経路を遮断。 来園者を威嚇したり、木によじ登ったりして暴れ回るチンパンジーを獣医師が麻酔銃を使って対処し捕獲までの手順を実践した。

この、チンパンジーに扮した職員の方がどれくらい本当に「木によじ登ったり」「暴れまわ」ったのか、ぜひ拝見したかったところです。 きっと迫真の演技だったのでしょう。ご苦労様に存じます。

人間の次に頭がいいというイメージや、テレビでよく見る子どものチンパンジーの可愛らしさからは想像しにくいのですが、彼らは歴とした「猛獣」です。

実際、大人のチンパンジーにかかったら人間などひとたまりもありません。 握力・腕力・牙など、彼らに比べたら、どんなに鍛えた人間であっても前提となる身体能力・戦闘能力が違いすぎるからです(別に戦った経験があるわけじゃないから偉そうなこと言えませんが)。

ナショナルジオグラフィックなどで大人同士のチンパンの争いを見るというと、これはもう「意味不明の怪物」にしか見えません。

だから、一見ユーモラスに思えるこのような訓練も、とても大切なことなのです。 何事も日ごろの備えが肝心なのです。

これは、社労士の専門分野である「労務管理」にも通じると思います。 何か問題が起きたときに慌てるのではなく、あらかじめ法に基づいた労務管理を行っておくというのが大事なのですね(上手いまとめだ・・・)。

そんな日本平動物園で、春のイベントが行われています。

リンク先のチラシの写真。 そのつぶらな瞳で、見る者を殺しにかかってくるこのサルは「ブラッザグエノン」の子どもです。

世界で最も美しいサルのひとつと言われています。

もう少し暖かくなったら、また見に行ってみよう、と思いました。

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