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鬼のかく乱

こんばんは。 ペルダ・コンサルティングの古橋です。

暑さ寒さも彼岸まで、との言葉通り、この週末は穏やかに晴れて暖かい3連休に・・・なっていたようですね。 実はよく知りません。 連休の初日にいきなり高熱を発し、ほぼ床に伏せっていたからです。

なんかだるいな、と思って試しに熱を計ってみたのが3月18日の夜でした。

38度4分。

38度を超える高熱が出たのは久しぶりだったので焦りました。 ここのところ、昼間は暖かいのに朝晩は冷える、という気候が続いていたので、そこに付け込まれたのでしょう。 油断大敵です。

ともかく、薬を飲まなければ。 もうろうとする意識の中、薬箱をかき回して風邪薬を探します。

あった。

葛根湯エキス錠。 小さな瓶の中に、錠剤がわずかばかり残っています。 ずいぶん前に風邪をひいたとき、これを飲んで寝たら汗がたくさん出て、一晩で治った記憶があります。

何錠飲めばいいんだっけ、と能書きに目を落とすと、「使用期限」が書いてありました。

06年8月。

えーと、今年何年だ。 2017年?

10年ものを引き当ててしまいました。 素晴らしい。

「効く」「効かない」の前に、飲んでいいのかこれ。

少しだけ心配でしたが他に効きそうな薬もないので、飲みました。 別に腐っては・・・いないようでした。

だいたい、あまり風邪をひかないので、市販の風邪薬を買ってきても使いきれた試しがないのです。 薬局で「1日分だけ」とか小分けして売ってくれると助かるのですが。

ところで、プロのお医者さんや薬剤師さんが風邪を引いたときにはどんな薬を飲むのか。 布団の中でうずくまりながら、スマホで調べてみました。

すると意外なことに、あるアンケートでは「風邪薬は飲まない」という答えが大半を占めたそうです。

風邪の原因のほとんどはウイルスによるものです。 原因となるウイルスの数は、それこそ何万種類にも及びます。 その特定のウイルスだけを攻撃する薬、というものはありません。 だから風邪薬というのは、「風邪を治す」のではなく、風邪の諸症状を緩和させて体力の消耗を抑え、風邪が自然に治るのを手助けしてくれるものなんだそうです。 症状が軽いときには副作用の方が怖い場合もあるので、「軽い風邪」程度の場合は薬は飲まない、とのことです。

へえ。 と思いました。 ただ、これはあくまで熱が38度を超えないような「軽い風邪」の場合の話であって、僕の場合は超えています。 だから飲んだほうがいいのではないか。 それもできれば使用期限の過ぎてないやつを。 というか、医者に行け医者に。

そのような考えが脳裏を交錯する中、僕は気を失うように寝てしまいました。 次の日目が覚めると、少しだけ熱が下がっていました。

とにかく、風邪の初期には 「食欲があるうちはちゃんと食べて、水分をたくさん摂り、暖かくして寝る!」 結局これが一番ということらしいです。

あと、薬の使用期限も守った方がいいみたいです。 今回はもったいないので全部飲んでしまいました。 今のところ大丈夫みたいですが、たまたま大丈夫だっただけかもしれませんので。

季節の変わり目です。 皆様、体調管理にはくれぐれもお気を付けください。

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