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月曜日からは逃げられない・・・!

こんばんは。 ペルダ・コンサルティングの古橋です。

大型連休が明けて、またいつも通りの毎日がやってきました。 皆様それぞれに有意義な休日を過ごされたことと思います。

僕はというと、たまった書類や本の整理をしたり、未完成のまま積まれたプラモデルに手を付けてみたり、故障した台所のスイッチを直したり、車の電装品をDIYで取り付けたり、何故か家にたくさんあるカエルのぬいぐるみを天日干ししたり、卵から孵化したメダカの赤ちゃんの可愛らしさに涙ぐんでみたりしていました。 いま改めて思うのは、

ここに書くような面白い出来事が一個もない

ということです。

世間の40代は、レジャーとか家族サービスとか、もう少し快活で充実した休日を過ごしているのではなかろうか。 なんとなく登録しているフェイスブックから送りつけられる知り合いの楽しげな様子などを見るにつけ、その思いは深まるばかりです。

家から出りゃいいじゃん、という話なんですけど。

いいんです。 僕は好きで閉じこもっているのですから。 家が好きなんです。 何よりも誰よりも。 中途半端な気持ちじゃなく。

・・・こんな僕でも、世間の流れに取り残されてはいけないとラジオのニュースを毎日聞いていました。 テレビをあまりつけないので、世間を把握する手段は主に新聞とラジオということになります。 連休中はNHKのラジオをほぼ一日中つけっぱなしにしていました。 そこで今回は、ニュース・報道の有り方に意見したいと思います。 是非改善していただきたいと思うことがいくつかあったのです。

例えば、5月3日、憲法記念日のニュース。 “大型連休後半がスタートし、各地で混雑が続いています”

こんなことをぬかすのです。天下のNHKが。 確かに4月29日を大型連休の始まりと捉えれば、5月3日は後半戦の初日です。 でも、連休合間の1日・2日を休める人が世間にどれくらいいるでしょうか? 多くの人にとっては、3日からいよいよ待ちに待った連休、ということになるはずです。 そんなワクワク感に水を差す「後半がスタートしました」という言い方。 せっかくの日曜に目が覚めたら昼、という状況にも似たやるせなさ。 せめて「大型連休が本格的にスタートしました」とか「連休が本気出し始めました」とか言えばいいのに。

もっとムカつくのが、これ。 “大型連休をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュは、6日がピークで、各地で混雑が続いています”

ゴールデンウィークに限らずお盆休みや正月休みでも繰り返される、判で押したようなフレーズです。 ずっと思っているのですが、こんなことをわざわざ報道する必要があるのでしょうか。 この時期あちこちが混雑しているのは誰も分かり切っている事実です。 にもかかわらず「もうすぐ連休が終わるよ」ということを、あえて伝える必要があるのかということです。 これは例えば毎週日曜日の夜7時のニュースで、 “もうすぐ休日が終わります。明日から仕事ですね” とアナウンサーが言うのと同じことではないでしょうか。 知っとるんじゃそんなことは。 誰もが不都合な真実からあえて目を逸らして、ほんの束の間のバカンスを楽しんでいるのです。

是非、このような無慈悲なニュースは控えていただくようにお願いしたいところです。

というか、皆でまとめて休みを取って皆でまとめて出掛けるから各地が混雑し、このようなニュースが生まれるのです。 みんなバラバラに休めば、こんなニュースはあり得ないし、各地の混雑も解消され、休日自体もよりゆったりと過ごせることでしょう。

政府は「多様な働き方」を推し進めています。 皆と同じ時期に一斉に休む、という概念を変えることも考えるべきではないでしょうか。

僕が終わりゆく休日を迎えて憂鬱にならないためにも、充実した議論を期待したいところです。

はい。

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