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ウワサの真相

こんばんは。 ペルダ・コンサルティングの古橋です。

7月になりました。 一年も折り返し地点です。 もう?!

と叫ばずにいられません。 年を重ねるごとに月日の経つスピードが速まっているように感じるのは何故でしょう。

せめて残りの半年、ふんどしを締め直して臨みたいところです。

先日の日経新聞に「会社選びにも口コミ活用」という記事が載っていました。 就活を行う大学生が、ネットの「企業クチコミサイト」を利用して情報を集めているという内容です。

仕事の内容や初任給の額、年間休日数などは、公開されている求人を見れば知ることができます。 でも、その職場の雰囲気や仕事の忙しさなどは、求人票からは分かりません。 会社説明会で得られる情報にも限りがあります。

そこで、「会社のクチコミ」を集めて公開する企業情報サイトに人気が集まっているのです。 ちょうど「価格.com」のユーザーレビューや「食べログ」のクチコミのような感じですね。

「ヴォーカーズ」というサイトでは、会社の評価がレーダーチャートで表示され、現場の雰囲気を伝える生々しいコメントが並んでいます。 当然、そこには良い評価もあれば悪い評価もあります。 明らかに根拠のない誹謗中傷は運営サイトによって削除されるそうですが、企業にとっては耳の痛い辛口のコメントでもそのまま公開されてしまいます。 それが就活生の情報収集に一役買っているというのです。

企業にとってはいい迷惑とも思えますが、それは「価格.com」や「食べログ」で自社の商品やお店が紹介されるのと同じこと。

人手不足が深刻化する中、自社PRのためにこういったサイトを積極的に利用する企業も増えているそうです。

情報化の進化の果てに、「クチコミ」という本来は狭い世界での情報伝達手段が、広い世界で大きな影響力を持つようになったのは、面白いことだと思います。

ただし、もともとクチコミ情報は玉石混交。 信頼に足る情報といい加減な情報が入り混じるのは仕方のないことです。 でも企業が自分たちにとって都合の悪い情報を「信憑性がない」「怪文書だ」と切り捨てる、どこかの政権のような態度を取っていたら、とても信頼は得られないでしょう。

火のないところに煙は立たない。 企業には、あらゆるクチコミに真摯に対応する姿勢が求められています。 それはつまり、これまで以上に「労務管理」の重要性が増しているということではないでしょうか。

我々社労士の出番!というわけですね。

ところで、全然関係ありませんが七夕の季節です。 近所のスーパーに飾られた笹飾りには、子どもたちの願いが書かれた短冊がたくさん吊るされています。

 ようちえんの先生になれますように  かんごしさんになれますように  やきゅうがうまくなりますように

いかにも子どもらしい願いごとに交じって、こんな願いがありました。

 おとうさんのおしごとがはやくみつかりますように

・・・どうか、お星様にこの子の願いが届きますように(泣)。

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