夏の忘れ物
こんばんは。 ペルダ・コンサルティングの古橋です。
9月も中盤に差し掛かりました。 残暑の強い日差しの中にも秋らしいさわやかな風が吹くようになり、季節が少しずつ進んでいくのを感じます。
自宅の金魚水槽に設置している「冷却ファン」も季節の移ろいを教えてくれます。 この冷却ファンにはサーモスタットが付いていて、水温が27度を超えると自動的にスイッチが入って水面に風を起こし、気化熱で水温を下げてくれます。 逆に27度を下回ると、自動でスイッチが切れます。 夏の間、「フィーン!!」という甲高い音が一日中部屋に鳴り響いてうっとおしかったのがすっかり静かになって、夏が終わったことを実感します。
ただ、日中と朝晩の気温差が激しい時期です。 うっかり窓を開けたまま寝てしまうと、明け方に冷えて目が覚めるようにもなるほどです。 皆さま体調管理にはお気を付けください。
ところで、涼しくなってくると、僕にもやらなければならないことがあったような無かったような、淡く儚い思い出がよみがえってきます。
今年4月の焼津みなとマラソン。 ハーフマラソンで2時間10分の制限時間を見事にクリアした僕は、
「11月のジュビロ磐田マラソンでの目標は2時間を切ることです!」
かなんか書いたようです。
「その目標から逆算して出来ることを確実に行っていきたい!」
とも書きました。 自分がどういう人間かもわきまえずに。
それから早5ヶ月。
ビタイチ練習していません。 ええ、それはもういっそ清々しいほどに。
記録的な猛暑だとかお天気がぐずついているだとか左足の小指の爪が剥がれただとか、「やらなくていい理由」を探しながら、家から一歩も出ずに、金魚やメダカとたわむれる日々を送っていたのです。
でも、ようやく涼しくなってきた今日この頃、やらなくていい理由もついに底をつき、逆に「やらなきゃしょうがない」事態に陥りました。
ジュビロマラソンまであと2ケ月しかありません。
そういうわけで、9月に入ってからこっち、割とまじめに練習を再開しています。 と言ってもいきなり走り始められないのでウォーキングからの再開です。
5ヶ月サボっていた代償としての無慈悲な筋肉痛と戦いながら。
4~5キロのコースを歩いてみると、忘れかけていた感覚が甦って・・・くるのはまだ感じません。でも、何事も積み重ねだと思います。
3歩進んで2歩下がる。 少しずつではあるけれど前に進んでいる。 そう自分に言い聞かせて、おじさんは頑張るのです。
僕が僕のヒーローであるために。