ジュビロ磐田マラソン、結果のご報告
こんばんは。 ペルダ・コンサルティングの古橋です。
11月12日、ジュビロ磐田マラソン。 行ってきました。 そして無事に完走です。
2時間10分25秒。 去年の記録が「2時間26分34秒」だったので、大幅な記録更新です。 もっとも、去年は途中で足が痛くなって這いつくばるようにゴールしたものですから、あんまり参考にはなりません。
それよりも、今年春の焼津みなとマラソンの記録(2時間9分11秒)を超えられなかったことが悔まれます。
そのとき、「2時間を切るのが目標」とかこのブログで書いた気がしますが、もうそんなことが無理なことは大会前日までの練習量からとっくに分かっていました。
その代わりせめて前回の記録だけは更新したいと、大会に臨んだのです。 が、結果はこの通りです。
記録を更新できなかった理由を自分で分析します。 まずは当たり前ですが練習不足。 本番前に一回の練習で走った最長距離がなんと「6キロ」という体たらく。 長距離を走る練習が圧倒的に足りていません。 これは自分が怠けていたから仕方のないことです。
もうひとつは、調子に乗って前半飛ばしすぎたためです。 ジュビロ磐田マラソンでは、公式にペースメーカーの人が走ってくれます。 例えば目標タイムが2時間の人は、そのペースメーカーについていくことで、目標達成の手助けとすることができます。 1時間30分、1時間40分、1時間45分、1時間50分、2時間ときて、その次が2時間30分。 2時間と2時間半の間が急に大ざっぱです。 仕方なく2時間のペースメーカーについていくことにしました。 が、これをスタート早々に見失ったのです。
仕方なく自分でペースメーカーを探します。
ラン・アフター・ヒップ。
前回の焼津みなとマラソンで編み出した「女の人のお尻を追っかける」作戦です。 スマホのアプリでペースを計りながら走っていた僕は、キロ5分30秒くらいのペースで走る理想的なお尻を幸運にも見つけました。 僕はその後を必死に追いかけたのです。
沿道の子どもたちの無垢な声援。 地元高校生のブラスバンド演奏。 爽やかな青空。
・・・などには一切眼をくれず、ただひたすら目の前のお尻を凝視しつつ走りました。 恐るべきは煩悩の力。 11キロ地点までこの走法を続けた結果のタイムは、なんと1時間1分。
まさかの新記録です。 残りは10キロですから、なんとか2時間を切れるペースです。 しかし、元々そんなペースで長距離走る練習をしていなかったわけですから、当然無理が生じます。
11キロ半を過ぎたあたりで、僕は次第に引き離されていきました。
生きる目標(=お尻)を見失った僕はずるずるとペースを落とし、そのままゴールと相成った次第です。
2時間以内に走り切るには明らかに準備不足であること自分で分かっていたのに、本番の妙なテンションのせいで舞い上がってしまったのが敗因です。 ただ、ハーフマラソンで2時間を切るためにはどんなペースで走らなければならないかを身をもって思い知ることができましたので、その意味では成果があったと言えます。
率直に言って、相当練習しないと無理だな、と思いました。
次の大会は静岡マラソン。 3年ぶりのフルマラソンへの挑戦です。
それにしても思うのは、僕がついていったあの女の人は、11キロの間、少しもペースを乱さず、すごかったなあということです。 というか、背後からの異様な視線を感じて必死に逃げていたのかもしれません・・・。
なんかすいませんでした。