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2023年下半期突入、新NISAの準備を始めませんか?

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎自分だけでなく、お金にも働いてもらいたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

2023年も7月になり、1年の半分が過ぎました。

ちょうど半年ある中で、来年に向けてゆっくりと準備していきたいのが、「新NISA」への対応です。


通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して、約20%の税金がかかります。

この売却益や配当などの税金を非課税としてもらえるのが、NISAという仕組みであり、口座になります。

これまでのNISAでは、コツコツと毎月・毎日積み立てて資産を育てる「つみたてNISA」、上場株式等の売買を小さな範囲で行うことができる「一般NISA」、子ども向けの「ジュニアNISA」が存在していました。

これらは非課税保有期間や年間の投資枠に一定の上限があったのですが、岸田政権の方針により、2024年からは次のようになります。



(金融庁:新しいNISAより引用 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html


持つことができる口座:つみたてNISAと一般NISAどちらかだけ→どちらも持てる

年間投資枠:つみたてNISAで40万、一般NISAで120万→つみたて枠で120万、一般枠(新しい名前は成長投資枠)で240万の、合計360万

非課税保有期間:つみたてNISAで20年、一般NISAで5年→無期限


主な部分は上記の通りです。


簡単に言えば、預金から投資へもっと回してほしいから、回しやすいようにした、というところでしょうか。

年間の投資金額の天井も広がり、期限もなくなり(1800万円までにはなりますが)、始めやすくなった印象です。




こちらの図は、毎月3万円を年利3%で複利運用した際に、20年後どうなっているかのシミュレーションです。(金融庁のホームページで誰でも行うことができます)

単純に3万×12ヵ月×20年するよりも、プラスアルファがくっついてくるメリットを体感頂けると思います。


新NISAを始めるためには、次のことから始めてみましょう。

  1. 始めたい証券会社さん、または金融機関さんを選ぶ。 勝手が分かる、お取引のある信用金庫さんでもいいでしょうし、商品が豊富で手数料も安いインターネット証券さんを選ばれるのも良いでしょう。

  2. マイナンバーの準備。 カードは必ずしも必要ではありません。

  3. 何を買うか選ぶ。 数ある商品から、ご自身に合った商品を選びます。 日々忙しい方・投資未経験の方・お若くて目標金額までの時間を確保できる方は、つみたて枠だけでも十分だと思います。

  4. いくら買うかを選ぶ。 手持ちの現預金をすべてベットするようなことはやめましょう。「手元にこれくらい現預金が残っていれば安心・生活も十分できる」という範囲残して、それ以外の余剰資金で投資をします。


一般的には、


・若い方は商品でリスクを取っても、時間を味方にできるので、それによってリスク分散を図る。

・年金受給が見えてきたような方は、商品でリスクを取るのは危険で、国内資産とそれ以外の資産とでバランスを取ることでリスク分散を図る。

のが良いとされています。


この1から4番で一番ハードルが高いのは、口座を作るまでというのはよくある話です。

口座を作って、やっぱり怖いと思えば何もしなければよいので、まずは作ってみましょう。

半年あれば、必要書類の記入も進むのではないでしょうか?



※本記事のいかなる内容も、将来の運用成果を予測し、保証するものではありません。

※本記事は、特定の金融商品の取引を推奨し、勧誘するものではありません。

※情報の正確性には万全を期しておりますが、その内容の正確性、完全性、信頼性等を保証するものではありません。

※金融商品を購入する際は、商品の特性や取引の仕組み、リスクや手数料等の費用などを十分にご理解いただいた上、必ずご自身の判断と責任で実行してください。

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