2024年・所得税の定額減税のしかたが公開されました!
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎給与計算ご担当者様
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
2024年に、減税施策の一環として所得税の定額減税が行われることが決まっています。 この度、国税庁から、給与所得者の場合のやり方が公開されました。
1.対象者 令和6年分所得税の納税者である居住者で、令和6年分の所得税に係る合計所得金額が1,805万円以下である方(給与収入のみの方の場合、給与収入が2,000万円以下である方)
定額減税額 1 本人 30,000円 2 同一生計配偶者または扶養親族 1人につき30,000円 ※従業員さんだけでなく、その家族分も減税額の単価に入ってくることに注意
2.事務処理①-月次減税事務 簡単に言うと、「2024年6月に払われる給与の源泉所得税から30,000円引く。引ききれなければ次の月へ、引ききれれば6月で終了」ということです。
3.事務処理②-年調減税事務 簡単に言うと、「年末調整を通常通り進めて、最終の年調年税額と30,000円との差額を求める」ということです。
4.事務処理③-源泉徴収票を発行
源泉徴収票に、「源泉徴収時所得税減税控除済額○○○円、控除外額××円」と記載します。 控除済額とは引ききれた30,000円、控除外額とは引ききれなかったお金のことを指します。
やり方の手引きでは、月次減税事務は分かりやすい記載になっていますが、年調減税事務の方はまだ先の話ということもあってか、概要の説明に留まっている印象です。 本ブログでも、手引きに基づいて月次減税事務についての解説をしていければと思います。
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