FP支部研修に参加しました_企業支援と補助金、資産形成の目標値を知る
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数51名以上
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎従業員の成長を支えていきたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
10月14日、日本FP協会静岡支部の支部研修に参加しました。(かなり遅めの参加報告です…)
終日開催されていましたが、私はAMの部のみ出席しました。
第1部は、中小企業向けに提案できるアドバイスについてです。
士業においては、手続きや届出という過去のことを取り扱います。一方で、コンサルティングを行うということは、10年先くらいまでの相談に乗ること、ファイナンシャルプランニングを行うということは、もっと先の、個人でいう老後の生活までの相談に乗ることのイメージだということに気づかされました。
中小企業の皆様が抱えている悩みは、相談に応じる私たちにとって、期待に応える機会=ニーズであると捉えることができます。
何か始める際の補助金であったり、人材不足対策であったりと、そのための情報提供は欠かさないようにしたいと思います。
第2部は、60代を目前にした時点での資産形成術と、リタイアメントプランについてです。
新NISAが始まる直前ですが、一体どのくらい毎月運用に回すことができればいいのか?
この第2部のお話では、「収入の30%」を資産形成に回すことをお勧めされました。
また、お金を貯めるコツは「コツコツ」ということで、一気に貯まるのではなく、長い目で見た成果を考えることの大切さを学びました。NISAの趣旨も、そうしたところにあります。
リタイアの時期については、現在勤めている仕事があるのなら、それをできるだけ長く続けることが良いということでした。人生100年時代とすると、従来の60歳定年・65歳継続再雇用まで勤め上げてもなお35年生きることができるのです。
体とも相談しながらですが、収入の元手を簡単に断たないことがおすすめです。
健康に暮らすのには収入はもちろんですが、心の栄養も大切です。音楽を趣味として持つことで、自分以外の人と関わる機会を持つことができるようになり、自分1人でいるよりも充実した暮らしを送ることができるでしょう。
経営者の皆様にとっては、会社のことはもちろんのこと、ご自身が退いた後の、ご自身の生活のことも気にかけなければならず、様々な知識が求められます。暮らしのことでご不安があれば、ぜひファイナンシャルプランナーにご相談いただければと思います。
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