OODAループとアジャイル思考。挑戦の数を増やしていい結果を生み出そう!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎現状を打破して、新しい付加価値を生み出したい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
心理的安全性の高いチームでは、失敗を恐れず挑戦するマインドが浸透しています。前例のないことでもトライしてみる、机上のまま終わらせずに、試してみてからフィードバックを得て良いものにしていく。
守破離のように、まずは基礎から固めていく、ということももちろん大事ですが、やってみたいこと、ワクワクすることに取り組むことができる環境であれば、働く方の主体性が保たれて、働き甲斐を感じられることでしょう。
こうした意思決定と行動に関する考え方に、OODAループ、そしてアジャイルがあります。それぞれ見ていきましょう。
(怖いかどうかは、乗ってみてから考える!?)
◎OODAループ
OODAループとは、以下の頭文字を取ったものです。
観察(Observe)
状況判断(Orient)
意思決定(Decide)
行動(Act)
置かれている状況をまず客観的に見てみます。ピンチなのかチャンスなのか?自分は追い込まれていると感じているのか、楽しんでいるのか?原因は何なのか?
そこから、得られた情報をもとに判断をし、具体的に「こうする!」を決めます。あとは実行するのみです。
判断材料が足りていないな、と思えば、都度観察に戻って判断しなおします。
VUCA時代においては、変化が速く激しいものになっています。OODAループを用いて物事を考えることで、短時間で・やり直しがすぐできるような実践が可能になり、変化に対応した意思決定が可能になります。
良く言われるPDCAサイクルは、計画→実行→点検→改善を絶え間なく繰り返すことです。早くて時代に沿った「意思決定」ができるのがOODA、効果的な「改善運動」が期待されるのがPDCAとお考えください。
新しいことにトライする際、その行動に移すまでの運び方は、OODAループで検討してみてはいかがでしょうか。
◎アジャイル
アジャイルとは、システムエンジニアリングの分野で用いられている言葉です。小さなテストを次々と、スピード感をもって重ねていきます。「オーダーやニーズは移ろいやすいもの」「当初から変化することも初めから分かっているよ」ということを前提にして進んでいく、フットワークの軽さが特徴的です。
アジャイル思考ではトライアンドエラーを繰り返して、適切な回答を導き出していきます。新しいことへのトライでは、企画時点では正解はわかっていませんから、たとえばスモールスタート(限定的なサービス)やお試しプランなどで、様子をうかがうための「行動」を重ねます。
こちらもVUCA時代に大いに役立ってくれます。変化に柔軟なプロジェクトを生み出すことが可能になり、また常にトライしているため、働く方も考え続けることが求められますので、成長も期待できます。
いかがでしょうか?
もちろん、取り組む業務の性質によっては、慎重に・綿密に歩みを進める必要があります。人命にかかわるようなものであれば、エイヤーでやってしまうのは危険ですよね。
しかし、例えば人事制度では、年功的な要素が見直され、役割に応じた結果が求められるようになってきています。労使とも、早く結果を出すことが期待されている風潮です。
「これまで通りでなく、現状を打破したい」という思いが、個人も会社も、そして国としてもある中で、「まずはやってみよう」という気持ちと、それを承認してもらえる環境づくりはとても役に立つと考えます。(あまりにも無茶と思えば止めることができる。それもまた心理的安全性の高い組織です。)
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