Why!?は怖い印象?_心理的安全性③
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎会社の中で活発に意見を交わしてもらいたい
◎社員の離職を減らし、定着率を上げたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
今回も、ありのままいても大丈夫な組織づくり、「心理的安全性」についての記事になります。
従業員さんのミスに対して「どうしてこうなった!?」「なぜもっと早く言ってくれなかったんだ!?」という質問をされたご経験、ありますか?
こうした場面での「Why」的なコミュニケーションは、相手の立場に立つと「責められている気持ち」に感じられます。
もちろんその意図で発している場合はそうでしょうが、問題なのは「原因を突き止めたいだけ」という場合も、そう感じられてしまうということ。
経営者の皆様が「原因を知りたい」気持ちからこう問いかけても、従業員さんの心のシャッターは、「Why」のシャワーが降りかかった時点でおりてしまうのです。
そうなると、心理的安全性で大切な、助け合いの場づくりが、始めようとする前に終わってしまう!!
これからは、「Why」の代わりに「What」や「How」、あるいは「Will」を使っていきませんか?
例)「どうしてこうなった!?」⇒「いつ連絡をしたのかな?どこが躓きのきっかけだったんだろう?」
「なぜもっと早く言ってくれなかったんだ!?」⇒「この日が締め切りだったから、○○日までに報告があると嬉しかったな。来月はどうしていこうか?」
「Why」が飛び交う時は、大体ネガティブなことが起きたとき。上記のケースも、何かしらのトラブルがあったときですよね。
「Why」という単語にそういった印象があるから、「話しやすさ」や「助け合い」につながりにくくなるのです。
これまでに起こったことは過ぎたこと。(タイムリープして救えればいいのですが、残念ながらタケミっちじゃないのです。。)
相手の方が責められている気持ちにならず、建設的な未来の話をしていくためには、「相手が原因についてどう感じているか」「相手はこれからどうしたいと感じているか」という目線になれるような、「What」「How」、「Will」が有効です。
こちらの記事を読んでいただいた皆様、次トラブルが起こったら、なんていう言葉をかけますか??
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