Z世代×天地人で百貨店をDX化!東海販売士協会月一セミナー感想
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎Z世代にアピールしたい
◎従業員のスキルアップをしたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士・販売士の杉浦です。
去る7/16、東海販売士協会の月1セミナー、「Z世代目線による「天・地・人」を制する百貨店のDX戦略の考察」を拝見しました。
講師の岡田さんは、大手百貨店での勤務経験をお持ちの1級販売士。
Z世代にも百貨店を利用してもらうという視点で、キーワードとなってくる天地人という3つの分野と、そこにDXを持ち込むというアイデアでした。
実店舗中心の百貨店業界は、コロナ禍で苦境でした。
天:時流に乗る!今だと、ライブコマースがブームになりつつある。
地:百貨店は地元でも足を運びやすい立地。地の利を生かす。
人:人の和、これまでの優良顧客とのつながりを生かす。
DX:ライブコマースでの実演販売や、ショールーム形式での商品展開、サブスクリプションサービス。
Z世代は、生まれた時代が失われた20年(もう30年でしょうか)ということで、不況・不確実が常と割り切っている世代であり、かつデジタルネイティブな世代と定義されています。
こうした層が欲する「買い物」とは、
・単に高いものより、ストーリー性や社会性を背景に持った商品
・リアルな買い物体験
というように、根っこがホンモノである、ということを重視しているようです。
(私自身も生まれた年代はこの年代にあたります。実際、コロナ禍になる前はコト消費が大きな注目を集めていたように、心動くホンモノを求めているように感じます。)
売り手、とりわけ今回のセミナーの百貨店は、
・接客を通じて、商品の持つ意味やストーリーを伝える
・顧客の購買行動や反応をデータで蓄積、分析する
・顧客の心動く・共感を得られる展開を意識する
ことが、Z世代を惹きつける仕事につながってくるとお話しいただきました。
ご講演のテーマが百貨店ではありましたが、商売において、「顧客がワクワクするもの・嬉しいもの」を第一に考える、という「先義後利」の発想は、私自身も常に頭に入れて仕事をしたいなと感じました。
相手はどういったことが嬉しいのか・どういったことに困っているのか、見極める力を身に着けていきたいと思います。
販売士は小売・流通の専門資格。売り場のレイアウトやマーケティングなどについて学ぶことができます。
とは言いつつ、先日の打ち合わせで、3級は小売店の知恵を家計に持ち込むことができる「生活」的な一面、2級はビジネスパーソンとしての基礎が学べる「実学」的な一面、1級はプロフェッショナルの一面というそれぞれの側面があることが見えてきました。
賢くお買い物をしたい方、マーケティング論や損益計画などを学びたい方、入り口としての販売士受験はいかがでしょうか?
現在ではウェブ試験となっておりますので、受けやすくなったと思います!
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