「『ほんまに楽しい人事制度』セミナー」に参加しました!レポート②:困りごと解消のツール
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎人事制度を見直してみたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
先日、大阪で人事制度構築を中心に業務されている、中村秀和先生の「ほんまに楽しい人事制度」セミナーに参加しました。
中村先生の人事制度のテーマは「人材育成」です。
評価処遇への不満や、給与の不透明さ解消のために人事制度を取り入れようと考えるケースが多い中、人事制度を、働く方のステップアップ・そのプロセスの面接評価を経て、経営目標の達成を目指すシステムとして捉えています。
今回はセミナー中で印象に残った「困りごと解消のツール」についてまとめていきます。
評価の基準として採用するのは、「今会社として困っている・悩んでいる部分の解決策」の要素から検討するのが良いということがわかりました。
セミナー内では、「整理整頓」を評価基準に置いた事例が取り上げられました。
テーブルの上が乱雑なせいで、帰宅しているのかまだ会社の中にいるのかわからないために、お客様にご迷惑をかけた経験から設定に至ったとのことです。
例えば、
①チーム間のコミュニケーションが足りないばかりに、申し送り事項が滞って失敗した!→「ホウレンソウ」
②中堅世代はそろっているけれど、次世代の継承者が不足している!→「指導教育」
というように、あなたのお困りごとを解決するための”最短ルート”として、人事制度を構築することができるのです。
一方で、 私たち社会保険労務士が会社のお困りごとを伺った際に、「それ、人事制度じゃなくても解決可能ですよ!」と思えば、構築しないという選択を取る可能性にも、中村先生は触れられていました。
現場参画型の人事制度構築なので、
①会社が、働く方に困っていること=行動に起こして欲しいことを伝える
②働く人が、会社にここを見てほしい=成長への第一歩への気づき
これをすり合わせられる場を作ることができるだけでも、大きな価値があると私は考えます。
働く方とスクラムを組んで、成長を遂げたいとお考えのあなた、ぜひ人事労務の専門家「社会保険労務士」にご相談くださいね。
次回はレポート③、達成せよ、経営目標!についてまとめていきます。
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