「『ほんまに楽しい人事制度』セミナー」に参加しました!レポート③:達成せよ、経営目標!
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎人事制度を見直してみたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
先日、大阪で人事制度構築を中心に業務されている、中村秀和先生の「ほんまに楽しい人事制度」セミナーに参加しました。
中村先生の人事制度のテーマは「人材育成」です。
評価処遇への不満や、給与の不透明さ解消のために人事制度を取り入れようと考えるケースが多い中、人事制度を、働く方のステップアップ・そのプロセスの面接評価を経て、経営目標の達成を目指すシステムとして捉えています。
今回は3回目になりますね。「達成せよ、経営目標!」についてまとめていきます。
レポート①、②と、人事制度を導入する意味と、導入した結果について見ていきましたが、中村先生は、人事制度を回転させても、予定していた経営目標≒ビジョン≒業績アップにつながらなければ、それは制度運用の失敗であると話してくださいました。
成長のための役割期待→行動の評価→能力向上のための教育機会を回転させることで、働く方は会社が求める理想像(先のレポートでも触れましたが、これは働く方も一緒になって見つけたもの)に育ち、給与がアップすることになります。
しかし、この組み立てた理想像に到達しても、会社の業績につながっていなければ、例えば昇給原資を用意できないということになるのです。
そうなると、働く方にとっては「頑張ったのに上がらない!」と感じることになるわけですね。
ここで問題にしたいのは、「人事制度入れずに、年功賃金で良かったのに!」ということではなく、「業績につながる役割期待・行動を定義していないから!」というスタートの部分。
☆会社のミッション・ビジョン・バリュー・パーパス(パーパスについては、後日ブログで取り上げる予定です!)に沿った目標になっていますか?
☆この10年でも、多くの環境の変化がありました。スマホの普及、大災害、感染症の拡大に情勢不安…。数年前に作った人事制度・経営目標、今の環境に即したものでしょうか?
☆期首に立てた目標って、働く方ご自身は合点がいっているものですか?
これらについて、「ズレ」を感じていらっしゃるあなた、ぜひ人事制度の見直しを検討してみてはいかがでしょうか?
次回は総括回。「自分らしく、イキイキ輝く社会のために」というテーマでまとめていきます。
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