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「なぜ?」の質を洗練する、ナゼクルダウンにチャレンジしましょう。

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎従業員の行動の質を上げたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

皆さんが思う、売上を上げるために必要なこととは何でしょうか?

新規営業に出向く?既存のお客さんをより手厚くする?新製品開発をして勝負に出る?


では、そう思ったのはなぜですか?


「数を増やせば、数字も上がるから」

「今いるお客さんに良い気持ちになってもらって、紹介数を増やすため」

「新製品によって、他社より一歩前に出ることができるから」


では、それがなぜ有効だと思いましたか?


目標に対しての行動を決めるために、いくつかのアイデアを出すことになると思います。

それらがどのくらいの成果を上げることができるかについては、「なぜ、そう思ったのか?」を追求していく”ナゼクルダウン”が良いでしょう。




①目標、テーマ、目的を設定します。

②そのためには何をすればいいのかを考えます。

③-1なぜそれをすることが良いと思ったかを考えます。

③-2それがなぜ有効な手段なのか、理由を考えます。

③-3そのように有効と考えたのはなぜか、根拠や理由を考えます。


こうして、1つのテーマに紐づく「なぜ」を下ろしてしていきます。

より質の高い「なぜ」が下の階層に行かないのであれば、②で決めた行動やアイデアはあまり良いものではないかもしれません。仮にその状態で②の行動をしたとしても、質の高い「なぜ」ではないために、「どうしてこんなことしているんだっけ」という働く方の疑念や、「信念を感じられない」という顧客側の直感を持たせてしまいます。

③-3くらいまで、「なぜ」を突き詰められれば、すべき行動や目標にも腹落ちできるでしょうし、思いも相手に届くのではないでしょうか。


昔から、なぜなぜ分析というものがトヨタ自動車さんでは行われてきました。

これは、失敗や問題が発生した時に、その起こった事柄を改善するためのフレームワークです。

どこに原因があるのかを5回の「なぜ」で深掘りしていくことで、根本の原因を見つけ、具体的な対処方法をもって解決することが図られています。

マイナス要因の除去以外でも、何かのプロジェクトをする前のような、前進のための思考法として、「なぜ」を下ろしていくのは効果的と考えました。


心理的安全性の観点では、「なぜ」の質問は”詰問的”であるために避けられることが多いです。

「なぜ」ではなく、「どうしたい」とか「どうすればいい」という視点を大事にしています。

今回のようなナゼクルダウンでは、あえて「なぜ」という質問で厳しくブラッシュアップを図ることで、行動や目的の有意味感を高めることを目指しています。

大きな転換点を迎えそうなときや、新しいアイデアを考えてもらいたいときには、ぜひナゼクルダウンを用いてみてください。

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