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「売る」ってどういうことだろう?買い手の「困った!」を知る

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

皆様は物やサービスを売るとき、どのようなことを意識されているでしょうか?

自分のやりたかった夢や、作りたかったものを叶えられていたら、それはとても素晴らしいことと思います。


では、買い手であるお客様・消費者の皆様としては、どうでしょうか?




消費者が購買行動を起こす際にきっかけになるのは、何か問題が起こったときです。


・冷蔵庫の調子が悪い。

→家電に詳しい人に聞きたい!良ければそのまま買いたい!生ものもあるから、できればその日に欲しい!


・税務署の調査が入った。

→これからは経理をちゃんとしたいので、税理士の方にお願いしたい!総務事務の担当者がいなかったので、然るべき人を探したい!


・仕事で必要な資格があることが分かった。

→まずは書籍で勉強したい!もしかしたら、通学で勉強する方がいいかもしれない!通信はどうかな?


・料理に時間がかかりすぎる。

→レンジでチンするだけで、食卓に並べられるようにしたい!洗い物も増やしたくない!


多くの場合、「困った」「不安だ」といった気持ちがその購買行動の引き金をひいています。

これから新しく商品を開発したり、あるいはこれまである商品をより販売促進していったりする際には、


「皆さんは、こういうお困りごとをお持ちではないですか?」

「その悩み、私たちの商品・サービスが解決できます」


というように、「困った」「不安だ」に対して直接訴えかけるような発信をしていくのはいかがでしょうか?


食品業界をイメージしていただくと、わかりやすいと思います。

例えば焼き魚のレトルトの多くは、電子レンジでチンすれば、すぐに食卓に並べることができます。

加えて、魚焼きグリルを使うこともありませんから、洗い物の手間(特に魚焼きグリルは大変…)を省けます。

さらに、商品によってはトレイそのままで温められますから、お皿を出す必要もありません。


このように、開発の現場では「困った」「不安だ」を解決する思考法が大切にされています。

そういう意味では、誰のもとにも新しいアイデアのタネは転がっているとも言えますね。「自分自身が困っていることってなんだろう?」の視点から、売るということを考えてみるのも面白そうです。

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