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「無知の知」。あなたの「知らない」はどんな状態でしょうか?

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

インターネットで検索すれば答えが出てきて、ショッピングサイトでは好みに合わせておすすめされて、メディアでは毎日ニュースが報じられて。

時代が進むにつれて、情報過多の度合いも増しているのではないでしょうか?

そんな中で、自分が知らなかったことに出会う機会も、好むと好まざるとに関わらず増えていることと思います。

そんな「知らない」という状態にも、いくつか種類があるかも、というように感じました。






1.知ろうとしない


ネガティブにとらえると、手を伸ばせば、今より良い自分になれるチャンスがあるのに、そうしない状態と言えます。現状維持バイアスが働いている状態です。

人事制度的に言えば、いかに次のステップに渡ることにワクワクを感じてもらえるかが大事なのではないでしょうか。


ポジティブにとらえると、その情報に触れたら嫌な気持ちになる、とわかっているから知ろうとしない、自分の心を守るための選択と言えます。辛いニュースも多いですから、そこから離れるというのも大事なことです。

GoogleChromeの拡張機能に「ひよこフィルター」という、見たくない文字を隠すアプリケーションがあります。こういう防御法も知っておきたいですね。




2.知っていてもやらない


面倒になるのが分かっているので、知らないふりをしている状態です。

たぶんやればできるのだけれど、あえて手を出さない。

行動を起こすコストと、起こした後に感じる快不快のコストを天秤にかけているのではないでしょうか。

見て見ぬふりをしなくてもいい、まっすぐなチーム作りをしたいものです。



3.知る機会がない


偶然の出会いが少ないと(クルンボルツさんの計画的偶発性理論の記事をご覧ください)、たとえば「四つ葉のクローバーが生えているとされる草原」の存在にすら気づけず終わってしまうのです。

前書きでああは書きましたが、選択する余地はできるだけ多く持っておきたいものです。



哲学者のソクラテスは「無知の知」という考え方を唱えています。

「自分が無知であることを知っていること」という意味になるわけですが、これは「知らないことばかり」よりも、「知らないということすら知らない・気づけていない」ことが問題であるということを指しています。


自分の日常には何が足りていないのか、気づけるチャンスを多く作って、考え続けることが、人としての使命なのかなと感じます。

「知らない」を潰していかなきゃと、焦りを感じることもありますが、「知らないと気づける」きっかけをもっていこうというマインドで過ごしていきましょう。

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