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あの成功をもう一度!守株の考え。

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

皆さんは、「守株(しゅしゅ)」という故事成語をご存知でしょうか?


中国が宋の時代。

走っていたウサギが、切り株にあたって死んでしまったのを見た農民さんは、「ここで切り株を見ていれば、またウサギを捕ることができる!」と思い、仕事を投げ捨ててしまいました。

しかし、ついに2匹目のウサギを捕ることはできなかったといいます。


このことを踏まえて、「いたずらに古い習慣を守って、時に応じた物事の処理ができないこと」の意味として、守株という故事成語が生まれました。






プロ野球では、どんなに活躍した選手でも、シーズンが終わってキャンプを経る過程で、自身のプレーをまた一から組み立てるアプローチをしていきます。

前のシーズンで通用したバッティングフォームやピッチングフォームが、翌年どうなるか分からない・もう一度成功するとは限らないからです。

現在アメリカに渡った、元ベイスターズの筒香選手は、春季キャンプで毎年新しいバッティングフォームを試していました。

変化に対応できるしなやかさが求められていると、守株から学ぶことができます。




一方で、「あの時どうして成功したんだろう?」と、自分でも不思議な成功もありますね。

安定した活躍ができる選手は、その成功の再現性が高いことで知られています。

たまたま完封できた、で終わらせずに、どういうピッチングの姿勢が良かったのかを振り返るのです。

「切り株にぶつかったウサギを捕ることができた」という成功体験が、今後再現できる体験だったかどうか。こうした観点も学ぶことができると思います。



1回の成功を偶然で終わらせないために。

個人として・チームとして成功の理由や背景、プロセスを抑えることで、再現性の高い「勝利の方程式」のような鉄板を確立すること。

そして、変化の速いこの時代、「絶対はない」ことも肝に銘じて、トライアンドエラーを繰り返すこと。


ウサギと農民さんは、VUCA時代の私たちにこんなことを教えてくれているのかもしれません。

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