ありのままでいられる組織へ_心理的安全性①
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎会社の中で活発に意見を交わしてもらいたい
◎社員の離職を減らし、定着率を上げたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
「理由は分からないけど、社員の退職が多いんだよね…」
「従業員に意見を出してもらいたいんだけど、どうも本音で話せてないような気がする…」
こんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいますか?
その原因は、ありのままの自分を出しても大丈夫だという気持ちを、働く方が感じられていないところにあるかもしれません!
今回は、「心理的安全性」について取り上げていきます。
心理的安全性とは、組織の成果のために、所属している方が自身の考え・質問・アイデアを自由に述べられることを指します。
Googleによって発見され、これが約束できているチームはいい業績を上げられるということがデータとして示されています。
ここで誤解されやすいのが、「気持ちが安全」=「ゆるゆるでも・何もしなくても大丈夫」ということではないこと。
むしろ、組織のために力を発揮していく=人とコミュニケーションをとっていく必要があるのです。
そのためには誰かと意見を交わす過程があるわけですが、多くの場合、ここに「誰かとぶつかるリスク」があって、「安全」が担保されていない現状が見受けられます。
こうしたリスクには「知らないと思われるのが怖い!」「無能だなと思われたくない!」「邪魔者扱いされたくない!」「この人、何でもかんでも否定してくる、と思われたくない!」というようなものがあり、これらが活発な意見交換を妨げています。
これらのリスクを乗り越え、心理的に安全なチーム作りのために必要なのは「話しやすさ」「助け合いのしやすさ」「挑戦のしやすさ」「新しいものの受け入れ」という4つ。
この4つがそろうことで、「あ、自分はありのままの自分を表現してもいいんだ!」と感じられ、そのチームへのエンゲージメントを高めることができるのです。
危険! | 安全! |
無知と思われる… | 話しやすい! |
ダメだなあと思われる… | 助けてくれる! |
邪魔だなあと思われる… | 挑戦を許してくれる! |
否定ばっかりじゃん、と思われる… | 新しいことにも理解がある! |
自分はここにいてもいいんだ、ここにずっといたいなという、所属の意識・エンゲージメントは、「何だかわからないけど、退職者が…」という状況の打破や、「本気をぶつけ合って、常に前進し続ける組織づくり」に大きく貢献してくれます。
皆様の会社は、4つの要素がどれくらい満たされているでしょうか?
たとえば、「話しやすさがないとアカンわ。風通しよくせな!」と思っていらっしゃる皆様、これまでの行動は実際問題どうでしたか?
率直に話すことができる雰囲気づくりは、行動を変えることで簡単に始められますよ😆
今後も、注目の心理的安全性について取り上げてまいります!
Comentários