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お菓子配りとセットで、1on1ミーティングを設定してみては?

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

2023年に入り、「お菓子配り族」という単語が登場しました。

部下や同僚に何でもかんでもお菓子を配り、機嫌を取ることを主要な仕事としてしまうリーダーのことを揶揄したものです。




(中国新聞のコラムでも特集されていました。)



ご本人「こうして尽くしていって、辞めるのを思いとどまってくれれば…」
部下「私たちが本当に欲しいのは、お菓子じゃないんです」


色んな葛藤が、この一単語に見え隠れしています。と同時に、不必要な分断を生んでいる気もします。

お互いの付き合い方の難しさは確かにあり、悩みは尽きません。

「お菓子配り族」のどういったところが課題でしょうか。


1. 短期的な快楽 vs. 長期的なビジョン


お菓子配りは、短期的な機嫌取りに重点を置く傾向があり、部下の長期的な成長や組織のビジョンを見失いがちです。本当に必要な会話は、恐れなくできますか?


2. 関係性の築き方


部下との関係を大切にしようとしますが、時には本当の関係よりもお菓子の存在が前面に出てしまいます。これが結果的に、信頼感を損なう原因となります。


3. 問題の回避


困難な問題を避ける傾向があります。問題が生じたとき、お菓子を使って一時的にごまかすことはできても、根本的な問題解決には貢献できません。

このように、対人リスクへの恐れが、様々な課題となって表れています。



「お菓子配り族」と呼び・呼ばれる関係性を超えるためには、関係性の”担保”としてではなく、”発展”のためにお菓子を用いるというのはどうでしょうか?

そこで、1on1ミーティングへの応用を考えてみます。


ランチミーティングという、お昼ごはんとともに会議を行う制度を設けている会社様があります。

食事中の会話は和やかな雰囲気を作り出すことに向いているとされ、通常の会議では出ないようなアイデアも期待できます。

これのアレンジ型として、お菓子配りと1on1をセットにしてみるということです。

個別のコミュニケーションを通じて、他人との信頼関係を構築し、自分の視点をしっかりと伝える機会を増やすことができます。

お菓子配りの目的も、「ご機嫌取り」や「顔色窺い」から、「これからの話をするにあたっての、和やかな雰囲気づくり」に変化します。


対人リスクへの恐れからお菓子を配るのであれば、対人リスクの克服(と、対人リスクから起こるであろう、会社にとっての様々なマイナス要因の除去)のために行う1on1ミーティングの手助けとして、お菓子を活用してみてはいかがでしょうか?

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