この世界は、この社会は、このチームでは、誰が主人公ですか?
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
どの人も、何かの集団に属するうちの一人です。
子どもさんであれば学校、従業員さんであれば会社、家に帰れば家族、社長であれば異業種交流会など。
その中でそれぞれ果たす役割があると思いますが、「その集団での、主人公は誰なのか」について考えられたことはありますか?
集団には、ごく自然にリーダー・代表・トップといった先頭に立つ存在が生まれます。あるいは、そうした存在が先に合って集団が誕生することの方が一般的かもしれません。
集団を引っ張っていく存在ですので、一見するとこうした人たちが主人公にも見えますね。
それ以外のメンバーは黒子に徹する・脇役を全うするといった印象でしょうか。人によっては、「私は主人公になれない」とモヤモヤを抱えていることも。
しかし、リーダーやメンバーといった名称はあくまで役割であって、集団の中でのその人の生き方・歩み方のすべてを決定づけるものではありません。
最終的な決裁権は、会社では代表が、家では奥様が持っているのかもしれませんが、そうではない場面。
「○○の分野ではAさん」、「趣味の時間では私」というように、場面場面で主人公が変わることは大いにありえるのです。そして、自分の人生は自分のものですから、基準も自分らしくあれば良いのです。
SDGsでは、誰も取り残さない社会が掲げられており、そこでは、声の大きい人も、なかなか言い出しにくいという人も、どちらもスポットライトが当たるような社会が目指されています。
どんなに遠慮がちな方でも、自分で裁量をもってできる物事(仕事はもちろん、趣味や特技も)があることは嬉しいものですし、むしろ裁量を心のどこかで臨んでいます。
主体性をもって取り組んでほしい、という願いは多くの代表者様が感じることかと思いますが、そのためには一人の人として尊重すること、承認すること(いてくれてありがとう)が大切です。
また、皆さんの”やってみたい””こうなりたい”を聞いてみて、任せてみたいと思ったら”裁量”を渡してみてください。
主体性を取り戻した皆さんの目の輝きを想像してみて、どのような気持ちになりましたか?
ワクワクする気持ちに満ちた職場・社会・家庭になったら、どのような気持ちになれそうですか?
みんなが主人公として力を発揮できる、そんな世界になったらいいなと思います。
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