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どこに、どんなものを、どうやって届ける?マーケティングの4P理論「プレイス」

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎マーケティングについて学びたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士・販売士の杉浦です。

マーケティングが肝心とはよく言いますが、言葉の定義は人それぞれというか、この単語だけで意味を持ち始めている印象があります。

商品・サービスを、売る人から買う人へ円滑に移転するためのビジネス活動がマーケティングです。小売業なら、お店に並ぶ商品流通を合理化して、お客さんの「良かった!」を追求し、ニーズを満たすこと。サービス業でも、お客さんの「良かった!」を追求することに変わりはないと思います。


そんなマーケティングの理論の中で、マーケティングミックス、=4P理論と呼ばれるものがあります。今回はその中の「Place」を見ていきましょう。



Placeとはすなわち場所のこと。どこに、どのような業態で、どのようなお客さんのニーズにこたえるか。これがいわゆる立地戦略ということです。

立地条件にも2つあります。


1.商業立地


◎ジオグラフィック要因:その地域の歴史、風土、電車などの交通網のことです。

坂が多い地域となれば、普通の自転車よりも電動自転車やセニアカーが売れると想像されますね。


◎デモグラフィック要因:都市の人口や所得水準、購買力といった、その地域に住んでいらっしゃる人にまつわるものです。

人口の少ない地域なら、一人ひとりの顔と名前が一致しているくらいの商売というのも良いですよね。


◎サイコグラフィック要因:お客さんの価値観や生活など、心理的なものです。

値段よりも質を大事にする、ハイソな地域なら、薄利多売的な経営は受け入れられるか微妙なところです。



2.店舗立地


商圏(その店に来店を見込める顧客が住んでいる範囲)の人口や世帯数、潜在購買力(住んでいる方が一人いくら使えるか)、公共施設の有無など。



また、お店の優位性を発揮するためには、業態としての特性、特徴をはっきり打ち出せることが重要です。同じ自転車店でも、何を売りにしているのかといった問題ですね。



右上であれば、細やかなサービス・アフターフォローができるお店が予想されます。

逆に左下なら、それらよりも数を捌ける方が求められる可能性があります。


商圏が実際にどのくらいのものなのかは、自治体の統計や、車や自転車で回ってみる、他の店舗を見てみるなどして推し量ることができます。お店にどういう方法で、どういうものを求めて来てもらえそうか調べてみましょう。

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