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ウェルビーイング_本当の幸せを手にするということ。

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎他人と比べてしまいがち

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

近年では多くのカタカナ語が広まり、その意味を理解するのも追いつかないような時代となっていますが、皆様は「ウェルビーイング」という言葉をご存知でしょうか?




世界保健機関憲章では、「健康とは、単に疾病がない状態ということではなく、肉体的、精神的、そして社会的に、完全に満たされた状態にある」と定義されています。

体のみならず、心も、社会的な関わり合いにおいても満たされているというイメージでしょうか。


2021年の世界幸福度調査では、日本は56位と、世界的には低い順位にとどまっています。

この調査結果と、ウェルビーイングの大切さには強い関係性が見て取れます。


実際に、ウェルビーイングが高い状態とはどういう状態のことを指すのでしょう?

ポジティブ心理学のセリングマンさんは、PERMAという頭文字でピックアップしていました。


・Positive Emotion(ポジティブな感情)

→「笑う門には福来る」という言葉もありますよね。ポジティブな感情が、ウェルビーイングを呼び込んでいきます。


・Engagement(何かへの没頭)

→趣味に熱中している時間を、つらいな、嫌だなと感じることはないと思います。熱中できるものがあるというのも、ウェルビーイングにおいて重要です。(趣味はもちろん、仕事でもそうなれる仕掛けづくり。)



・Relationship(人との良い関係)

→人は1人では生きられません。自分以外の人=家族・職場・友人との良い関係が保たれているということです。


・Meaning and Purpose(人生の意義や目的)

→経営において、「パーパス」=なぜ・存在意義が注目されているということは以前お話ししました。人生においても、何のために、が見えてくると満ち足りた気持ちになるのではないでしょうか?



・Achievement/ Accomplish(達成)

→そんな目的であったり、自分なりの目標であったりを達成できた時の達成感は何物にも代えがたいです。その時に達成感こそ、ウェルビーイングになります。



では、ウェルビーイングが、会社にもたらすメリットにはどのようなものがあるでしょうか?


◎生産性の向上


やらされ感・嫌々感・あきらめ感を持って働いている人よりも、ウェルビーイングを感じて働いている人の方が生産性は高く、それに伴って会社の生産力も上がります。


◎人材確保


ウェルビーイングが満たされる会社であると謳うことができれば、求人の場面でも大いに効果を発揮してくれることでしょう。


◎企業価値アップ


ウェルビーイングを目指していくことは、SDGsの「働きがいも経済成長も」に近づく取り組みと言えます。対外的にもいい会社だ、と感じてもらえるチャンスです。



いかがでしょうか?

会社がウェルビーイングを追求していくにあたっては、意見を交わしやすい場づくり・健康増進への後押しといった取り組みが良いでしょう。

一方で、個人レベルでは、「他人と比べすぎない」ことも大切なポイントです。

どこまで行けば幸せなのか、というのは人それぞれ違っています。誰かと比べて落ち込むこともあると思いますが、自分らしい「PERMA」とは何でしょう?

その前提を固めてみたうえで、自分なりのウェルビーイングを目指していきましょう。


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