エンゲージメントと承認のチャンス!1on1ミーティング
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
7月に突入し、賞与の時期を迎える・迎えた事業所様も多いのではないでしょうか?
今回は、そうした査定時こそチャンスともいえる、「1on1ミーティング」についてみていきます。
「1on1ミーティング」とは、上司と部下が1対1で対話を行うことです。
その効果を最大限発揮するためには、週1回や月1回といったペースで、決まった頻度で行うことが望ましいとされています。
行う目的としては、部下の方の心身の状態チェックや目標設定、また上司部下お2人の相互理解などが考えられます。
事業場に人数が多い、お客さんでにぎわっていて落ち着いて話せない、といったことが日常業務の中ではあるかと思いますが、決まった日・決まった時間数だけ1on1ミーティングを行うことで、コミュニケーションを補い、価値観の確認などをすることができるのです。
1on1ミーティングの実施によって、部下の方は「自分のことを見てくれている」という気持ちになり(=承認欲求が満たされる)、上司の方や会社へのエンゲージメントも高まることが期待されます。
何を話すかという部分は、その時々で相手にゆだねてもいいかもしれませんね。部下の方が会話の切り出しや言葉に詰まる部分があっても、上司の方は変に介入しないようにしましょう。
会話で空白が生まれたら、その時間は「考えている時間」。部下の方が言語化できるまで待ってあげたいところです。
部下の方の話を聞くうえで重要なのは、指導ではなく傾聴を意識すること。また、悩みごとがあれば、どう感じているかをくみ取り、答えを提示するのではなく、一緒に考える(気づいてもらう)こと。
また、こうした面談の場では、軽く食べられるものがある方が、気軽に話せる状況を作りやすいといわれています。
最初にお伝えしました、賞与査定時のような年に数回というケースは、本来の1on1ミーティングの趣旨からすると期間が空きすぎともいえるのですが、月に1回もちょっと難しい、ということであれば、こうした場を活用するところから始めるのも大切なことと思います。
同じ会社で働く仲間のこと(価値観、暮らし、健康などなど)を知る機会・話せる機会を作って、心理的安全性の高い職場づくりをしてみませんか?
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