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コロナの傷病手当金、お医者さんに証明もらえないんだけど!?続続編

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎新型コロナ感染によって、お休みされる方がいる

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

連日、新型コロナウィルスの状況が伝えられております。

エッセンシャルワーカーの皆様やお医者様には感謝を伝えても伝えきれません。ありがとうございます。


さて、そんなコロナ陽性にまつわる傷病手当金についての事例シェアです。

2022年9月8日の記事で、抗原検査キットの検査結果の送付について取り上げました。

その後、様式変更に伴い、「コロナでお医者様に証明をもらえない場合の記入法」について、協会けんぽの方で追加の情報が出ておりましたのでご紹介いたします。



◎傷病手当金支給申請書(4ページ目 療養担当者記入用)に、被保険者ご自身で記入する


旧様式でのコロナの際の記入では、14日未満では2枚目に「いつ熱が出たか」を書いたり、14日以上では療養状況申立書を付けたりしていました。


新様式に変更後は、普段お医者様が書く4枚目を、お休みしている方自身の手で、次の通り書きます。




(全国健康保険協会:新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の申請についてより引用 https://www.kyoukaikenpo.or.jp/event/cat550/covid_19/shinsei/)


①「患者氏名(カタカナ)」欄に、被保険者の氏名を記入する。

②「労務不能と認めた期間」欄に、申請期間と同一の日付を記入する。

③「傷病名(労務不能と認めた傷病をご記入ください)」欄に、

 ⅰ.コロナに感染している場合は、「新型コロナウイルス感染症」を記入する。

 ⅱ.コロナに感染していないけど、発熱等の症状がある場合は、「新型コロナウイルス感染症の疑い」を記入する。

④「労務不能と認めた期間に診療した日がありましたか。」に2を記入する。

⑤「上記期間中における「主たる症状及び経過」「治療内容、検査結果、療養指導」等」欄に、発病時の症状を記入する。

 【例】38.0℃の発熱、喉の痛み、せきの症状があった。濃厚接触者で検査したところ、陽性であった。など

⑥医師の署名の欄に「医師の証明を受けることができず被保険者自身が記入した」旨を記入し、署名する。

 【例】医療機関への受診ができず、医師から証明を受けることが困難であったため、被保険者自身で記入しました。など

⑦医師の署名の「証明日」欄に記入した日を記入する。



◎14日以上のお休みになるときには、「療養状況申立書」に症状、経過等を記入して添付する(これまでと同じ)



→ただし、保健所から「宿泊・自宅療養証明書」などをもらえていて、このコピーを添付できるなら、「療養状況申立書」は付けなくてもOKです。



2023年1月からの新様式後で、初めてコロナの傷病手当金を申請する場合には、こちらを参考にしてください。

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