ハラスメントは、経営上の損失!?
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎就業規則を作ってから何年経ったかわからない
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
先日、ハラスメント防止の義務化について投稿させていただきました。
実際に起こってしまった場合には、それが経営上の損失につながるという点は、改めて確認しておいた方が良いでしょう。
理由①:ハラスメントを受けた方の離職につながる可能性があるから。
受けた方が感じるショックは相当なものです。ハラスメントを受けた後でケアを行ったとしても、受ける前のように元通り、とはなかなかいかないのではないでしょうか?
これをきっかけとして退職となるケースも多いです。そうなると、会社として費やしてきた時間も教育も、振出しに戻ってしまいます。
理由②:社会的信用を損なうから。
近年注目されるようになったハラスメント。起こったということが広まってしまうと、対外的な信用を失いかねません。人を大切にできる企業には、おのずと信用も集まってくるのではないでしょうか。
理由③:メンタルヘルス休職者が増加すると、売り上げが減少するから。
ハラスメントなどをきっかけとして、過度のストレスにさらされることで、メンタル不調となり休職される事例があります。
メンタルヘルス休職者の比率が高まっていくにつれて、利益率が下がっていくというデータもあるようです。
「ハラスメントを受けた方がお休みを取る」「その周りの方が、環境に不安を感じ、それが長期にわたることで不調となる」といったことが考えられます。
いかがでしょうか?
ハラスメント対応は、一個人の特性の問題にとどまらず、企業の業績にも直結する一大事なのですね。
大きな問題発生する前に、日々の対話や事例のシェアを通じて、対策をしていきましょう。
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