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プライベートを知れている方が、良いチームになる?ホーソン実験と心理的安全性

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

皆様は、会社で働く方の家族構成や、お子様の年齢、その方の趣味や好きな食べ物等、どのくらいご存知でしょうか?

生産性やエンゲージメントの向上において、こうしたプライベートな情報を知っていることというのは、大きな関係があるということが、昔の実験で提唱されているんです。

今回は、ホーソン実験と、心理的安全性とのかかわりについて見ていきましょう。



(仕事場以外での「あの人」は、どんな人なんだろう…?)


ホーソン実験とは、1924年からアメリカのホーソン工場で行われた実験です。

工場での生産性に影響する要因にはどんなものがあるのかを調べたこの実験、照明の明るさや労働条件等を変えながら影響を見ていたところ、インフォーマル・グループ(非公式組織)が仕事のモチベーションや生産性に好影響を与えていることが分かったそうです。


インフォーマル・グループとは、会社の中のグループではなく、仲のいい人同士のグループのことです。個人個人の「あの人とは趣味や波長が合うな」といった感情から、自然発生的に生まれるものとされています。


一見すると、会社で決まっている括りの方が大事そうに見えますが、生産性向上のためには、うまく人付き合いができるか、ということが大きな要素であることがうかがえます。



最初の質問に戻ると、働きぶりや職種、携わっている業務については、代表者様含め、多くの方が日ごろの労働時間の中で十分お分かりのことと思います。

一方で、その方自身が、プライベートではどういう一面を持っているのか?

これをお互いに知ることができている状態であると、良い人間関係が作り出され、良い生産性へとつながっていくのですね。



心理的安全性が高いチームでは、対人リスクが少ないので、自分らしさを表現することが可能です。

今回のインフォーマル・グループでは、「私のことを知ってもらいたい、あなたのことも知りたい」というアサーティブな人間関係が成立しています。

好業績を上げるチーム=心理的安全性が高い=インフォーマルな部分も色々知っている。

そんなインフォーマル・グループは、業績アップのために始められる、比較的手ごろな取り組みかと思います。

部署横断のランチ会や1on1ミーティング等で、人となりを増やす機会、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか?

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