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メンタル不調時の、ご家族のサポートのあり方

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎メンタル不調による休職者がいる

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

令和3年労働安全衛生調査(実態調査)によると、メンタル不調による1カ月以上の休職があった事業所は10.1%となり、令和2年調査からも1%増えました。

ストレスチェックや職場環境改善といった対策を図る事業所は、59.2%ということで令和2年調査と比べるとやや減った形になりました。

休職がなくても、慢性的にメンタル不調を抱えている方(プレゼンティーイズム)も多いのではないでしょうか。

メンタル不調とは常に隣り合わせになりうるこの社会で、身近で頼りにできる存在が家族になります。

もしも家族の誰かがメンタル不調でお休みすることになったとしたら、他のご家族は、どのようにサポートしていくのが良いでしょうか?




  1. メンタル不調に関しての情報収集 病状がどのようなものなのか、かかりつけ医の方とご本人様との三者面談でお話を聞いたり、厚労省等のリーフレットを活用して勉強したりします。

  2. 横のつながりを増やしてみる 病気の種類によっては、家族会も存在しています。そういった横のつながりを頼ってみるのも良いかもしれません。

  3. ご本人様に、今の状態を話してもらう その時々で、調子の良し悪しは変わっていきます。日々の様子をしっかり聞いていきましょう。アドバイスや助言などはせず、受けとめてあげてください。

  4. ご本人様の要望を聞く 3.では、家族の側からのアプローチはしませんでしたが、逆に「あなたは、私たちにどうしてもらったら嬉しい?」と要望を聞くのはアリです。

  5. 家族の気持ちを伝える 「あなたに、こうしてほしい」という形のメッセージにならないようにしつつ、気持ちを伝えましょう。面と向かって言えないときは、無理せず別の方法を考えても大丈夫です。

  6. 時には、付かず離れず 矛盾するようですが、家族だからと言って、ご本人様のすべてを理解することはできません。それをわかっていながらも、「理解してくれる」ことを求めてしまうのもまた家族です。 「今は、対話する時じゃない」というタイミングだけの問題かもしれませんから、心の距離も、物理的な距離もどちらも置くことが時には大切です。


働く方・ご家族・会社・医師、すべての方の共通の願いは「今よりも、心が良くなること」ではないでしょうか。

そばにいるご家族は特に不安に思われることが多いと思いますが、ご本人様を一人にせず、味方はここにいると思ってもらえる働きかけをしていただけたらと願っております。

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