ラブライブから学ぶマインドフルネス。「今が最高!」と言い切った原点・『ラブライブ!』
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎マインドフルネスを知って、心健やかに生きたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
皆さんはマインドフルネスという言葉はご存知でしょうか?
五感を使って「今、ここ」の瞬間に集中することで、「あの時のあれがダメだったなぁ」とか「来週のあれがうまくいかなかったらどうしよう」とか、過去や未来に対する不安・恐れを手放し、今を生きるということを大事にする考え方です。
仏教の世界でも大切な教えとされているようですね。
行動としては、呼吸の流れを意識して深呼吸をしたり、不安に思っているその気持ちを認識するようにしたり、と言ったものが挙げられます。
今回は、作品として「今、ここ」を軸においているアイドルアニメ、『ラブライブシリーズ』をご紹介します。
ラブライブシリーズは、女子高生がスクールアイドルと呼ばれる存在となって、高校生という限られた時間の中、それぞれの輝き・夢を追って全力で駆け抜ける物語です。
その第1作目となった『ラブライブ!』は、テレビアニメ放送から、2023年1月でちょうど10周年となります。
その後に続くスクールアイドルという概念やシリーズの売り出し方、作品のコンセプトを決定づけた作品です。
東京神田の音ノ木坂学院という高校で、μ'sというスクールアイドルグループを作り、学校廃校の危機を防ぎ、全国大会で優勝するまでになった高校生9人の成長の物語になっています。
テレビアニメの第1期、第2期を通して、スクールアイドルグループ「μ's」の終わりが明確に近づいてきていました。
所属している3年生3人の卒業は避けられないけど、卒業後=メンバーが抜けた後、グループの存在はどうするのか?
この問題に対して彼女たちが出したのは、あくまでもμ'sは9人であることが大事、ということ。
後ろ髪を引かれる思いはあるけれど、最後に9人全員で、東京ドームで歌った曲にすべての気持ちを込めました。
それが「僕たちはひとつの光」。
楽しかった思い出、やり直したい思い出、いろいろあるけれど、時を巻き戻すことはしない。「今が最高!」と、歌詞にしています。
いつの日・どの瞬間を生きていても、その「今、ここ」が1番良くて、かけがえのないものなのだと教えてくれています。
この曲を歌って以降のμ'sの活動は全く描かれていません。
9人で最高の今を輝いている、その事実だけで、未来の彼女たちを心配する必要はないのだな、とファンは思うのです。
作中でμ'sを演じていたキャストさん本人が、3次元でもライブで歌って踊るという「シンクロパフォーマンス」が、ラブライブシリーズの醍醐味の1つです。
劇場版公開年には、ミュージックステーション・紅白歌合戦と大舞台を駆け上がり、事実上の活動終了公演は、3/31・4/1の東京ドーム2daysとなりました。そこまで駆け上がるくらいの大きなうねりを伴って、「今、ここ」を進んでいく姿に、私たちも夢中になって楽しんでいました。
あの時ああしていれば、とか、あの時は良かったな…と考えてしまうことは多々あると思います。それでも、私たちがいるのは「今、ここ」の場所・時間だけなのです。それを大事にしていくことで、自分らしい未来を作っていくことができるのではないでしょうか。
追伸)
上記最終公演の東京ドームのライブを含む、ラブライブシリーズのナンバリングライブがサブスクリプションサービスで公開されています。(dアニメストアなど)ぜひご覧ください。「僕たちはひとつの光」のライブシーンは、試聴動画でもご覧いただけます。
Comments