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不幸なすれ違いを生むアンコンシャスバイアス_①インポスター症候群

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様




こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

ビジネスの世界でも、人間関係や判断において潜在的に影響を与える要素が存在します。それが「アンコンシャスバイアス」です。

アンコンシャスバイアスとは、無意識のうちに私たちが持つ先入観や偏見のこと。これが私たちの判断や意思決定に影響を及ぼすことがあります。

例えば、こんなことはありませんか?


・有名企業出身の人物に対しては、自然と高い評価をしてしまう

・外見や出身校に基づいて、優劣を判断してしまう


こうした無意識の先入観は、人事評価の場面では、評価エラーなどとして、時に課題に挙げられます。

いくつかあるアンコンシャスバイアスの中で、今回ご紹介するのは「インポスター症候群」です。



インポスター症候群は、自分の成功や実力を信じられず、いつか他人にバレてしまうんじゃないかという不安を抱える心理現象です。

自分が他人より劣っていると、勝手に思い込んでしまうことが原因です。成功の事例があっても、周りの協力やバックアップがあったからとか、たまたま・ラッキーだったからと否定する材料を見つけて自分を追い込んでしまいます。

多くの場合、実際にはそうではないにもかかわらず、自分を過小評価してしまうことになります。


では、インポスター症候群に陥っている人に自信を持ってもらうためにはどうしたらいいでしょうか。


1. 過去の実績を振り返る:過去の自分の成功や成果を振り返りましょう。それはあなたの実力や努力の賜物。自信を持つ材料になるはずです。周りの手助けがあったからと言って、あなたがいなかったらできなかった実績がいくつもあるのです。


2. 他人と比較しない:他人との比較は、自分を過小評価する原因になります。自分と他人は、これまでの生き方も、これから歩いていく道も、歩くペースも違う、として捉え、自分だけのペースで成長していくことを心がけましょう。


3. フィードバックを活用する:周囲の人々からのフィードバックを受け入れ、自分の強みや改善すべき点を客観的に見つめましょう。自分の実力を客観的に評価する手助けになります。


4. 自分の強みを認識するインポスター症候群に陥っている人は、自分の強みや長所を見落としがちです。自分の得意なことを振り返り、自分の価値を再評価してみましょう。”誰かと比べた自分の強み”として探すと、必ず上位互換の存在が気になってしまいます。「一個人として、得意や好きと言えるもの」を探します。



チームのリーダーが、インポスター症候群に陥っているメンバーに、上記のようなアプローチで対処することは、その方の自己成長とチームの健全な関係構築において重要です。

メンバーのバイアスを理解し、自己肯定感を高めることで、より良いビジネス環境を築く手助けになることでしょう。

自身に満ち溢れた、ワクワクする組織づくりをしていきませんか?

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