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中部人事労務部会・人的資本経営についての発表をしました。

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎人的資本経営に取り組みたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

月1回の自主勉協会「中部人事労務部会」にて、人的資本経営についての発表をさせていただきました。



人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のことを指します。


これまで投資の対象として選ぶために参考としていたデータは「財務情報」が一般的でした。

しかし、会社の中にいる人材こそが、重要な要素の1つであると認識されるようになり、どういうことを達成していれば人材マネジメントとして優れているのか(翻って、投資先として問題ないかどうか)、取りまとめられてきたのが最近の動きです。


特に、大企業では2023年3月決算・6月の有価証券報告書にて開示が義務となりました。

EDINETというサイトにて、名だたる企業様の名前で調べていただければ、「どういう取り組みをしたか」「どういう考えをしているか」といった人的資本に関する情報が開示されています。


人的資本経営では、以下の3つの視点と、5つの取り組みを掲げています。


ー視点-

  1. 経営戦略と人材戦略の連動 まずこれありき。経営理念や存在意義を確かめられるようにしないと、どういう人にいてもらいたいのかがわからなくなります。

  2. 理想と現実のギャップの把握

  3. 企業文化への定着


ー取り組みー

  1. 動的な人材ポートフォリオ

  2. 知・経験のダイバーシティ&インクルージョン

  3. リスキル・学び直し

  4. 従業員エンゲージメント

  5. 時間や場所にとらわれない働き方


個人が輝くことに対しての、バックアップの必要性が見て取れます。

どういった指標に向けて取り組んでいくのがよいのかは、また別に記事で見ていければと思います。



人的資本経営で掲げられる達成項目は、大企業が義務であるので、中小企業が必ずしも取り組まなくてはならないものではありません。

しかし、人手不足や離職といった課題は、大企業に限らず中小企業にも訪れます。

できる範囲の人的資本経営といえば、規模感が丁度いい・周りの様子も見える中小企業こそ向いているのではないでしょうか?


人の力で、会社も個人も成長できる体制を整えていきましょう。

今後も、人的資本経営について触れていきます。



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