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人事評価制度で売上アップって本当!?_中小企業白書2022より

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎人事制度を見直してみたい

◎人事評価に取り組んでいるけど、しっくり来ていない

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。


「人事評価制度があると、売上アップした!?」


2022年版の中小企業白書がこの度公開されました。

こちらは、大枠で見ると「企業が直面している課題」や「それを乗り越えるためのいろんな事例」を紹介し、日本の中小企業の1年間の総まとめをしたものになっています。


今回人事労務の分野では、以下のような調査・結果報告が行われていました。


従業員5~20人の企業では、人事評価制度があるのは4割未満であるのに対し、101人以上の企業では9割程度。

人数規模が大きくなければ、導入割合も小さくなっています。実際問題、経営者の皆様の目が届いてうまく回っていれば、人事評価制度がなくてもよいのです。


・人事評価制度がある企業の方が、売上高増加率が高い。

今回タイトルにもした部分です。文中にもありますが、「ただし、人事評価制度は、導入すればよいというものではなく、導入後に、適切に整備・運用し、公正な評価を行うことが必要であり、こうした観点も忘れてはならない。」

人事評価制度を入れる目的を、従業員の成長→経営目標の達成→業績拡大と捉え、きちんと運用できているからこそのこの結果ではないかな?と私は考えます。

詳しくは、先月の記事をご覧ください。(https://onl.la/6RASF4G



人事評価制度を定期的に見直している企業では、売上高増加率が高く、10年以上見直していない企業では、特に低い。

同じ導入している企業の間でも、見直ししているかしていないかで、大きな差があるようです。

今から10年前というと、「東日本大震災の余波」「1ドル70円台の円高」「スカイツリー開業」…

環境の変化に合わせ、人事評価制度上の目標も変えていく必要がありますね。


(以上挿入図について、「2022年版「中小企業白書」全文」(中小企業庁) https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2022/PDF/chusho/04Hakusyo_part2_chap2_web.pdf)を加工して作成


結論としては、「人事評価制度があるから売上が上がった」というよりも「売上を上げる目標を設定した人事評価制度を入れて、きちんと運用したから売上がアップした」というのが正解じゃないかな?と思います。

いい人事評価制度を持っていても、運用1つで結果は大きく違います。

お悩みの方は、社会保険労務士までご相談くださいね。


追伸

白書の解説動画もあるみたいです!




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