人口減少社会だからこそ、一人ひとりに向き合ったマネジメントをしよう
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
先日4/25、静岡県の2023年4月1日現在の人口が356万1252人と発表されました。
推計人口の減少は10ヵ月連続で、特にこの3月は、県外への引っ越しが発生することもあって、転出が転入よりも多い状態となっています。
特に減少人数が多かったのが、県庁所在地でもある静岡市でした。
日本全体でも人口減少の局面を迎えています。
こちらが同年月日時点での日本の総人口のグラフですが、右肩下がりで減っていることが良く分かりますね。
出典:総務省統計局ホームページ (https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html)
国策としては、高齢化に対応するための介護の充実、そして少子化に対応するための子育て支援の充実といったところを、議員さん始め議論されていることと思います。
では、企業様人事のマネジメントでできることはないでしょうか?
人口減少社会ということは、人材を確保することが難しい社会であるということです。
辞めていってもまた採用できる、という保証もありませんし、短期的に人を埋めていく発想でい続けると、会社の前線に長く立つことができる従業員さんを抱えることができません。
そんな中で、「会社にいることを選んでもらう」マネジメント、つまり「一人ひとりに向き合う」マネジメントが求められていくのではないかと思います。
縁あって入社してくれた皆さん。そして、様々な思いを胸に会社にいてくださる皆さん。
一人ひとり、どのような気持ちでいるのか、聞いてみる機会を作っていくのはいかがでしょうか。
会社としてはこう思っているよ、あなたの思いはどんな感じ?と、心を通わせる時間を作るということです。
仕事のみの関係にとどまらず、こうして気持ちの面にもフォローを入れてくれる会社であると、従業員さんに感じてもらえれば、「いつも気にかけてくれる」という安心感を生み、定着・エンゲージメントの向上につながります。
人口が減っているのならば、私たちが目を配ることができる一人当たりの時間数は、相対的に増えていくものと考えられます。
周りを見て声をかける時間を作ることで、人手不足に立ち向かいましょう。
そういった雰囲気づくりの継続が、巡り巡って採用にも好影響をもたらすでしょう。
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