仕事のできるリーダー?気持ちを汲んでくれるリーダー?PM理論を知る
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
バリバリ仕事はできるけど、部下の育成は苦手そう。
仕事のスピードはそこまででもないけど、周りの人との調整は上手。
リーダーにも、人の数だけいろいろなタイプがありますよね。
今回は、三隅二不二が提唱しました、PM理論についてご紹介します。
PM理論は、1966年に提唱されたリーダーシップ論の1つです。
Pとは、パフォーマンスのこと。仕事ができる人をイメージしてください。
Mとは、メンテナンスのこと。メンテナンスは維持とも訳されますが、ここではチームをまとめる力を指します。
このPとM、それぞれ持っているか持っていないかによって、以下のような図にグループ分けできます。
大文字のPとMが優れている能力、小文字のpとmは劣っている能力を表しています。
左下は「リーダーらしさを磨いてね!」、右上は「ずっとうちにいてくれ!」ということで議論の余地なしと思いますので、左上と右下について考えてみましょう。
左上のPm型の方は、パフォーマンス特化型。職人気質で、背中でものを語るタイプの方でしょうか。
一方で、メンテナンスは少し苦手な傾向があります。自分にも他人にも厳しく、仕事や成果中心でマネジメントをするので、ついていけない人もいるかも。
右下のpM型の方は、メンテナンス特化型。周りに気を配りながら、チームがうまく回るように行動することが得意です。
一方で、パフォーマンスが少し苦手な傾向があります。目標の達成や業績を見ると、上に立つ人としては物足りないと感じられることもあるかもしれません。
どちらも兼ね備えたスーパーマンであることが勿論理想ですが、組織や社会にはいろいろな人がいて、ここは得意だけどここは苦手、というものは誰しもあるものです。
Pm型の人とpM型の人、それぞれが助け合ってチームを前進させるリーダーシップを発揮するという考え方もできるのではないでしょうか?
Pm型の人は、チームの結束で悩んだらpM型の人を頼ってみる。
pM型の人は、業績や成果で悩んだらPm型の人に聞いてみる。
お互いにないものを協力して乗り越えるのです。
チームを組むのは、自分にないものを補うため。
この2人が両輪となって、経営が前進する姿を想像するとわくわくしますね。
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