仕事の全体像を見せてあげることで、ワークエンゲージメントを高める。キャリアマップを作ってみませんか?
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎従業員の離職を防ぎたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
皆さんは、「入社後どのような仕事をするのか、そして数か月後・1年後・あるいは数年後どういった立ち位置になっていることを求めているのか」、決まった形を持っていらっしゃいますか?
こうしたプランニングのことを、キャリアマップと呼ぶことがあります。
現在地を確かめるポイントが常に用意されていて、そこに向けて努力することが成長につながります。
また、日々働くということの、その先に何が待っているのか、自分はどうなることができるのかが先にわかっているということは、安心して働く材料にもなります。
働く方にキャリアマップを提示することは、ワークエンゲージメントの向上に大きく貢献すると言えそうです。
つまり、仕事に誇りを持ち、それが持続し続けることで、「この会社で働く」という帰属意識につながります。
人は先の見えないことを恐れます。会社においては、
「自分はここにいても大丈夫だろうか」
「このまま仕事をし続けて、成長できるだろうか」
「明るい未来は待っているのだろうか」
こんな不安を感じる方がいらっしゃいます。
ここで、キャリアについて透明性が担保されていれば、視界が開ける、先が見えるようになって、不安も減らすことができるでしょう。
多くの会社様は、OJT=仕事の中で仕事を学ぶスタイルの従業員教育の方法をとっていらっしゃることと思います。
実体験に勝る勉強はないという事実も確かにありますね。やってみたからわかることも多いです。
ただ、これが場当たり的・その場その場のお仕事となっていないかは注意が必要です。
どういう意図をもってこの仕事をしてもらっているのか、そしてそれは何につながるのかというミクロ的な視点。
そして何よりも、今月はこの仕事を中心に取り組んでもらって、その結果月末時点で「ここについては、十分にできるようになっていてほしい」であるとか、入社から半年したら、あの業務まで任せられるように持っていくからね、といったマクロ的な視点。
できるだけ先が見えるように準備してあげることが、これからの従業員定着・人財育成には重要です。
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