働く人が不幸せと思う、7つの因子
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
前回は、働く方が「幸せ!」と感じる7つの因子をご紹介しました。
今回はその反対に、「不幸せ…」と思う7つの因子をご紹介します。
慶應義塾大学前野研究室とパーソル総合研究所は、「はたらく人の幸福学プロジェクト」の中で、働く方が不幸せと感じる7つの因子を特定し、どういう点が不幸せに働くことの原因なのかを明らかにしました。
それが以下の7つです。
①オーバーワーク
・プライベートをあきらめるくらい忙しい
・時間や周りに追い立てられる感じがする
②自己抑圧
・自分なんて大したことない、と思ってしまう。文頭に、自分なんて…が付きがち
・自分のいいところを発揮できていないと感じてしまう
③不快空間
・目で見たり、鼻で嗅いだり、耳で聞いたりするのが辛い
④評価不満
・収入や評価で、報われない自分がいると感じる
・努力しても意味がないと思ってしまう
⑤協調不全
・メンバー同士協力しようという雰囲気がない
・特定の人の声だけが取り上げられる
⑥疎外感
・気の合う仲間が職場にいない
・会話がないし、意思を伝えることも躊躇してしまう
⑦理不尽
・短納期、過大な要求がある
・暴言、叱責、ディスりが行きかう職場である
いかがでしょうか?
こんな職場ではありたくない、と思える7つの因子だったでしょうか。
ポイントは、前回の幸せ7つの因子とを総合してみたときに、幸せと不幸せは、カードの裏表に「なっていない」ことです。
幸せ7つの因子を叶えつつ、不幸せ7つの因子を排除していくという、それぞれにアプローチが必要ということになります。
不幸せ7つの因子の対処のためには、全体的に見ると「声掛け」が大きなカギを握っています。
また、ハラスメントを許さない姿勢や、役割等級による評価、ワークライフバランスの達成といった、働き方改革の中で注目されるようになったピースも、やっぱり軸になっていくでしょう。
幸せのタネを蒔いて育てる。そして、不幸せを連れてくる虫を追い払う。14個の因子をメンバーみんなで意識して、幸福な経営を実現していきませんか?
ゴールに待っているのは、全員がウェルビーイングな社会です。
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