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具体論に偏り過ぎると、見えるものも見えなくなります。一度抽象論に戻ってみましょう。

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。


「1ヶ月単位の変形労働時間制、残業込みで総枠に収めるようにどうやってやりくりしよう…」

「人事制度、あまり成果を上げられていないように思う。もっと力を発揮してもらい、やる気を上げるためにどうしたらいいかな」

「子どもの迎え、急に代わってくれって言ったって無理だよ。あなたがもっと段取り良く仕事してたら、こんなにドタバタしないのに…」


仕事だけでなく、家庭でのお悩み事やお困り事もですが、それが表に出てくるときにはかなり具体的な・ともすれば具体論すぎる内容になっていることが多いのではないでしょうか?


こうした内容については、一度抽象論に戻してあげることで、新しく見えてくるものがあるかもしれません。




(木を見て森を見ず?遠くから見たら、きれいな原生林かもしれません。)

「1ヶ月単位の変形労働時間制、残業込みで総枠に収めるように、どうやってシフトをやりくりしよう…」

→そもそも変形労働時間制にしたかったのは、融通の利く働き方にするためだったはず。シフトはシフトとして考えて、残業は通常通りの計算にする方がいっそいいかもしれない。これまで枠のことを考えてシフトを組み立てていた時間で、もっとクリエイティブな仕事ができるかも!


「人事制度、あまり成果を上げられていないように思う。もっと力を発揮してもらい、やる気を上げるためにどうしたらいいかな」

→人事制度を導入したきっかけは何だったでしょうか?制度をどうにかしようとする具体論的な構え方だと、もしかするとまた失敗するかも…。モチベーションアップ・成果アップを目指す目的があったなら、別の施策(本格的な人事制度じゃなくて、評価制度だけ取り入れるとか、チームビルディング研修を受けるとか)が実は向いているかもしれない!


「子どもの迎え、急に代わってくれって言ったって無理だよ。あなたがもっと段取り良く仕事してたら、こんなにドタバタしないのに…」

→素敵なご縁があって結ばれて、出会えたお子様。お迎え1つで誰が悪いとか、どうこうしなければならないというのは誰も幸せにならないし、ましてお子様自身がないがしろにされてはいないでしょうか?お子様にもお二人にも、みんなにとって1番良い選択は、「3人仲良く過ごせること」というところに立ち戻って、話し合ってみてはいかがでしょうか。



切羽詰まっているときや忙しいときは、どうしても視野が狭くなりヒリヒリした気持ちになりがちです。「もともと、何のための○○だったんだっけ?」という抽象論の考え方を大切にして、「目からうろこ」をたくさん落としていけるといいですね。


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