初めて聞かれる質問は嬉しいです。よく聞かれる質問はしんどいです…。
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
皆さんがされてうれしい質問とは、どのようなものでしょうか?
分野はともかくとして、やはり「初めて聞かれる質問」は嬉しいものではないでしょうか。
会話とはキャッチボールですので、これまでしたことのなかった質問を投げかけると、答える側も新鮮な気持ちになります。
質問する側も、聞いたことのない答えが返ってくると、これまでなかった知見を得られたり、その人自身のことを知られて嬉しかったりしますね。
相手が回答できるという状態で、会話の主役になれていると、答える側の満足度は高いものです。関心事=トピックスとして場に出せるカードの枚数を、アンテナを高くして増やしておくのが良いでしょう。
逆に、「それ前も聞かれたよ…」というのは、ちょっとしんどい気持ちになりませんか?
答える側は、「前にした答えじゃ物足りなかったのかな?」「この質問、前もしてきたけど、覚えてもらえてないのかな?」と不安に感じることがあります。
質問する側として気を付けたいのは、質問したことを覚えておくことでしょう。また、
「オープンクエスチョン」:好きな食べ物は何ですか?どこのお店に行きますか?
「クローズドクエスチョン」:好きな食べ物はカレーですか?駅前のお店には行きますか?
といった中で、オープンクエスチョンを使って質問することで、印象に残る回答を引き出すしておくことです。
「はい・いいえ」で答えられる質問だと、その答えで会話が終わってしまう(もちろん広げることもできますが)ため、印象に残りにくいと考えられます。
前にもされたことがある質問に対して、「以前もお伝えしましたけど~」と答えてしまいたくなることはありませんか?
気持ちはすごく分かりますが、ぐっと我慢です。
なぜなら、質問する側は、「以前もした質問」と認識していないかもしれないからです。
そこに、「以前もお伝えしましたけど~」という言葉が飛び込んでくると、「なんだよ!知らないよそんなの!」とヒートアップしてしまうかも。
初めて聞いた”フリ”をしてあげるというテクニックを持つことができると、相手との関係を崩さずに済みます。
上位職になればなるほど、部下の方の意見や気持ちを伺うことが増えてくると思います。
質問する側とされる側、両方の気持ちを知っておいて、会話に活かしましょう。
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