助成金は助成金でも…!?生ごみ乾燥機の購入に対する助成金を申請できる市町村があります!
こんな方に読んでほしい!
◎静岡県に在住
◎家族・パートナーと一緒に暮らしている
◎SDGsに興味がある
◎生ごみの水切りが面倒くさい
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの杉浦です。
普段社会保険労務士として活動していてご案内するのは、”雇用関係の”助成金であったり、補助金であったりします。
こちらは、雇用にまつわるものですので、社会保険労務士の専売特許とも言えるでしょう。
しかし、今回の記事でご紹介する助成金は、私たちの生活に密接する助成金です。
◎家庭用生ごみ処理機の補助金制度
生ごみの焼却処理において問題となるのは、その水分量です。
生ごみのうち8割が水分とも言われ、その水切りが不十分なままのゴミ袋がたくさん収集されることになると、燃やす効率が悪くなり、燃やすためのエネルギーも膨大にかかることになります。
その他、水切りができている・できていないの差で、以下のような違いがあります。
たかが水切り1つでも、世界を持続可能にすることになるのですね。これは、SDGsの12番目「つくる責任つかう責任」に相当します。
とはいえ、ごみを捨てに行く朝は皆さんお忙しい時間です。水切りする手間も惜しいのではないでしょうか?
そこで便利なのが、「家庭用生ごみ処理機」です。
堆肥にすることで家庭菜園に利用することができる仕組みのもの(コンポスト式といいます)が一般的ですが、水切りという目的だけを果たす「生ごみ乾燥機」というものも登場しています。
朝になったらパリパリに乾燥しているという、予約処理ができる機械もあるそうなので、ぜひチェックしてみてください。
前置きが長くなりましたが、こうした機械の購入に対して、助成金・補助金制度を設けている自治体が複数あるのです。
たとえば静岡県藤枝市では、購入代金の1/3以内で、限度額は3万円以内(1年に1世帯で1基に限る)の補助が受けられます。
購入前に申請書を市役所で受け取り、市内の販売店へ買いに行くことでクリアです。
藤枝市内の家電量販店では、事前に市役所に行かずともお店で申請書の用意があるため、簡単に済みそうですね。
一方で、事業者様への補助があるかどうかは、自治体ごとによって違いがありそうです。
藤枝市では「市内に住所がある方」を対象にしている文言ですが、東京都三鷹市では「市民または市内に事業所を有するかた」となっています。
事業活動の中で生ごみ乾燥機を取り入れたい方は、各自治体にお問い合わせください。
※ちなみに、静岡市では助成制度はありません。
個人個人の努力は、成果として見えにくいものの、将来世代に良い環境を残していくためにも、こうした制度を活用しながらSDGsに取り組んでいくことが大切です。
こちらのサイトから、お住まいの自治体が助成制度を設けているかどうか確認できますので、ご利用ください。
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