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多様性のある会社の、強さと弱さ

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ダイバーシティとインクルージョンを、会社の中で達成したい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

SDGsを考えるときに、必ずと言っていいほど一緒に出てくる単語が”ダイバーシティ&インクルージョン”ですね。


日本語訳は”多様性と包摂”。

多様性:幅広く性質の異なる群が存在すること。

包摂(この日本語は日常でそう出てこないですね):一定の範囲の中につつみ込むこと。


様々な立場や考え方を取り入れ、協働していくというイメージになるでしょうか。



(僕たちは歩幅も体の大きさも違うね)

多様性のある会社では、メンバーが持つ情報・アイデア・視点が一人ひとり違います。よって、これまで得られなかった、思いもしなかった展開が生まれ、会社としての創造性やパフォーマンスが高まっていきます。


逆に、「右ならえ」「白と言えば白」というような、多様性と反対の会社もあり得るでしょう。多様性の反対語として、同質性ということになります。

柔軟ではない、変化に弱いという見方もできるかもしれませんが、絶対の軸があるという意味ではやりやすさはありますよね。


同質性のある会社と、多様性のある会社との比較で行くと、先に述べたように、後者では創造性が高まるということは良い点として考えられます。

ただ、多様性のある会社では、メンバー同士の考え方が違いすぎる場合苦労することが心配です。


一人ひとり、

「今日のところは、ここまでできればOK」

「自分のデスクは、周りから見ると散らかっているようだけど、私の中ではまとまっているから、これでいいの」

「お昼休みは一人で静かに過ごしたい」


と、いろんな面でマイルールがあります。

会社では一人だけで仕事することは少なく、誰かとの関わり合いの中で仕事をすることの方が多いですから、こうした”規範・仕事の仕方・考え方の不一致”というものが、積もり積もってマイナスの影響になる可能性もあるわけです。


そこを乗り越え、高い創造性を得るためには、「そういう人もいるか」という割り切りと、「ここは、絶対に守っていこうよ」というグランドルール作りが大切です。


鈍感力、という言葉が流行ったこともありました。「色んな価値観の人がいるよね」くらいの心持ちでいられれば、過度に自分を傷つけなくて良いでしょう。

一方で、「誰かを傷つけない・自分も大事だし、相手も大事」という大原則を持って働くことを守ってもらいたいものです。ここで定めたことは、ともすれば同質性を強要することに見えますが、1つの輪の中に包み込むという”インクルージョン”の、その輪を規定するということになります。


自分も相手も、会社も社会も大事。このスタンスが多様性を浸透させるのに重要です。

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