失敗へのアプローチ。ポジティブシンキングと、現実逃避とは違う
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
「次があるよ、気にしないで」
「起こったことは忘れて、切り替えていこう」
失敗した後の切り替え・ポジティブシンキングのために、こういった声掛けをすることは多いのではないでしょうか。(周りの方にも、ご自身の中でも)
励ますという意味合いが強いと思いますが、ポジティブシンキングと、失敗から学ぶ・反省することを両立させるというのは、実は紙一重だし難しいことではないかと感じています。
起こしてしまった失敗を、次に活かすためには、「どういうところがうまくいっていなかったのか」や「次成功するためには、どうしたら良さそうか」という視点が重要になっていきます。
そしてそれを知るために、失敗と向き合う時間はどうしても必要ということになります。
浮世のことは忘れて、パーッと行こう!というわけにはなかなか行かなそうです。
ここで向き合うときには、失敗を責めすぎないこと。=ポジティブにフレームを変えること。失敗と対面してから初めて、ポジティブシンキングにしていくのです。
私ばかり間違えて…。情けない…。⇔上長から、「私もこういうことがあって…」という失敗事例の共有。(弱い部分を見せあえる、心理的安全性)
いつでも完璧じゃなきゃいけないのに!⇔人は常に完璧であることは難しい。(べき思考からの脱却)
初めての失敗でも、繰り返し起こしてしまった失敗でも、原因はどこかにあるはず。苦しい作業かもしれませんが、
1.何の失敗で
2.どういうことをしたのがきっかけで(心当たりがなければ、なしとしておく)
3.次回以降どうしていこうと思ったか
を、その都度まとめてみましょう。
どこでつまづくのか、傾向がつかめてきます。慣れてくると、落ち込み過ぎず、冷静に対処できるようになります。
自己肯定感の低いといわれがちな日本人の性格ですと、過度に背負いすぎたり、責めすぎたりというものが気持ちの中にあると思います。
やってしまったことからは逃げない。ありのままを受け止める準備をしておくこと。
そして、いざ向き合えたら、認知のゆがみを振り払って臨むこと。
失敗と腹を割って話せる状態を作ってから、未来解決的なポジティブシンキングを実践していきましょう。
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