定着のためのエンゲージメントが高いって、どういう状態?①ライフ・コミュニティ
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎従業員の離職を防ぎたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
エンゲージメントという言葉をたびたび当ブログで使わせてもらっています。
パートナーとの婚約としての意味もありますが、ビジネス用語としては「結びつき」「つながり」「帰属意識」という意味で使われます。
会社においては、働く方の離職を防ぐ”定着”、業績を伸ばす”成長”に大きく貢献すると考えられています。
これをワークエンゲージメントと呼びますが、ワークエンゲージメント向上に至るまでに、人としていろんな個所にエンゲージメントが存在しています。

今回は第1弾です。
①ライフエンゲージメント
充実したプライベートを持つことができていますか?
趣味や好きなものを持つこと=有り体に言えば”推し”を持つことは充実感を呼びます。
公私は表裏一体です。
◎家族やお友達といった関係性で、温かい交流ができる
セキュアベース=安全基地になる場所があると、仕事で何かが起こっても、そこに帰ってくれば大丈夫と思えます。
◎打ち込めるものがある
このために頑張れる、そんなものはありますか?
◎プライベートからでも、仕事に生かせるような学びを得られることがある
「あ、これって…!」というアハ体験のような感じですね。
◎自分らしさを実感できる
誰かと接するときには、背伸びしない自分でいられていますか?
②コミュニティエンゲージメント
働く方が、「うちの会社、いいぞ!」と周りの人に言える状態であること。経営者の皆様にとって逆に誇らしいことでしょうし、「頑張ってきてよかった」と思える瞬間ではないでしょうか。
そんな誇りを持てるコミュニティづくりをしましょう。
◎会社に一体感がある
「あれやるぞ!」とトップが決めたことを「よっしゃ!」とすぐにやってくれる状態です。
◎ビジョンへの共感がある
向いている方向が同じなら、おのずと組織への思いも強まるでしょう。新時代の入社面接でもお伝えした通り、”あなたは何をしていきたいですか?”を聞いていきましょう。
◎ここが自分の居場所だと実感できる
無理しなくても居心地いいな、というところは、もしかすると趣味や学生時代の同期のコミュニティではあるかもしれません。それらと会社とではどういうところが居心地の良し悪しの差になるのでしょう?
◎この会社の一員なんだ、ということが誇らしい
それは社会貢献とか上場企業であるとか、そういった表面的なものではないと私は思います。
上記3つが揃っていて、”なんかワクワクする空気が漂っているな”と感じられるのであれば、それを周りにドンドン伝えていきたくなりませんか?
人口減少社会に突入した今、人材確保のために採用に奮起する企業様も多いことと思います。それと並行して、「この会社だから居続けたいんだ」と思ってもらえるエンゲージメント向上施策にも取り組んでみてはいかがでしょうか?人を増やすことと同時に、やめてもらわないというアプローチも大切です。
第1弾は、そのために”プライベートの確保”、”誇ることができる組織であること”の2つを取り上げました。
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