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就業規則の中の「表彰」、使っていますか?効果的な承認のきっかけになるかも

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎定着に悩んでいる

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

いわゆる問題社員さんの対応に頭を悩ませている事業所様におかれましては、就業規則の中の「制裁」や「懲戒」の項目に目が行くということが多いのではないでしょうか?

どういうことが起こったら、どういう結末を迎えることになるのか。そうした定めの必要性はよくご存じのことと思います。


今回は、就業規則に制裁とセットで書かれることの多い「表彰」にスポットを当てようと思います。


厚労省のモデル就業規則には、このように書かれています。





一方で、制裁のパート。





…制裁の文量の多さ!


働くためのルールブックとしての存在が就業規則とも言えますから、「これをしちゃいけない」という部分が厚くなるのは当然かもしれません。

ですが、「こうしたらいいよ!」という部分から、働くことへアプローチするというのはいかがでしょうか。

そうしたらいいんだ(=会社にとって望ましい働き)、というものが明らかであれば、それに向かって頑張ってみようか、と、行動のきっかけとして効果的ではないかと考えます。


モデル例では、「表彰して、賞状・賞金の授与」という記載ですので、このままだとちょっとハードルが高いということであれば、ポイントポイントで、結果や行動の承認が気軽にできるくらいの記載を足してみても良いでしょう。

ルールブックの就業規則の中に、「いつも頑張っているのを見ているよ」という視点を入れていくという発想で、エンゲージメントを向上させてみませんか?

せっかく定めた就業規則、より良く使うことができるようにしたいものですね。

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