幸せは、なぜ長続きしないのか?
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
苦しいことや辛いこと、怒れることというのはとかく印象に残りやすく、頭の中から消えてくれないものです。
寝る前に反省会してしまうくらいですから、それで刷り込まれてしまうという面もあるでしょう。
一方で、幸せは長続きしません。見渡してみると幸せのエッセンスはたくさんあるとは思うのですが、前者の残像が強いのかもしれませんね。
負の感情に比べて、正の感情=幸せというのは、なぜ長続きしないのでしょう?
◎周りと比べてしまうから
似たような家族構成でも、ご近所さんの方がキラキラして見えて、「ウチはどうしてうまくいかないのか…」と思ってしまう。
同じ部署の同僚は前線で活躍しているのに、「自分はこんなものなのか…」と思ってしまう。
オフィシャルな場でもプライベートな場でも、周りの人が自分より成功したり、活躍したりしているように見えるものです。もちろん実際にその通りということもあります。
それがまぶしく映る一方で、そうなれない自分を責めてしまっていませんか?
どんなステージに立ったとしても、周りを見て比べ始めたらキリがありません。これはきっと、「比べられるその相手の方」ご自身にも同じことが言えるでしょう。
ありのまま・今、ここにある自分が幸せを感じられているかどうか?この問いにまっすぐ向き合ってみてもらえたらと思います。
そして、過去の自分と比べて、今の自分はどうでしょうか?横の比較ではなくて縦の比較という軸で考えると、「これまでできていなかったことが、できるようになった!」「今までなかったつながりを持てるようになった!」と成長を感じられて、良い気持ちになれるでしょう。
◎慣れて、緊張がゆるむ・反応が新鮮じゃなくなるから
人は、ルーティンワークのような決まった通りのことが続くと、退屈に感じるものです。最初は何もかもが新鮮であったものの、慣れによって緊張しなくなり、そこから得られる感情もイマイチなものになっていきます。
毎日に新鮮さを取り入れるためには、ほんの少しでも新しいことを混ぜてみるというのはいかがでしょうか?
仕事の行き帰り、いつもと違う道で帰ってみるようにする。新しいお店ができていて、お気に入りスポットになるかもしれません。
いつも来てくれる業者さんに、近況を聞いてみる。決まった時間に来て帰る関係から一歩踏み込んだ、良い人間関係が築けるかもしれません。
新しい発見ができると、目のキラキラを取り戻すことができます。
◎小さいことが気になるから
木を見て森を見ずということわざ。小さいことに心を奪われて、全体を見通すことができていないことの意味ですが、日々の暮らし・仕事もそうなっていませんか?
大きく見ればまとまっているのに、「でも、あそこの部分がダメだったから、私はダメだ」と、小さい部分で責めてしまう。
ネガティブ感情は、注意を焦点化してしまうのですね。
小さなことをきっかけに不幸せを感じているのなら、一息ついて、森のイメージ・草原のイメージを作りましょう。今のままでもいい感じじゃん、と気づくことができます。
考え方の癖はすぐに治るものではありませんが、「こういう考え方が、幸せを長続きさせないんだ」と知っておくことはできます。
上記3つのような思考法に自動で陥っていないか、気づく機会を増やしたいものですね。
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