心の中の3羽のオウム。出来事に対する自分の心の傾向を知ろう。
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎感情を上手にコントロールできるようにしたい
◎アンガーマネジメントに取り組みたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
トラブルやピンチ、迷惑を被ったときに、皆さんはどのような感情になりますか?
ご自身が原因であるものなら割り切りもできるものですが、他の誰か・何かが原因である場合には、大きく負の感情に振れてしまうのではないでしょうか?
こうした時、心の中には3匹のオウムがいると考えて、心の傾向を知るのがよいとされています。
例えば、一番左の列のような出来事があったときに、「怒るオウム」「あきらめるオウム」「はげますオウム」の3匹がいると考えて、3匹がどのように鳴いているか、俯瞰してみます。
「怒るオウム」:出来事に対して、かっとなって激情的になるオウム。言葉遣いも強く、他責的。
「あきらめるオウム」:出来事に対して、「やっぱりね」「どうせうまくいかない」などと悲観的になるオウム。後ろ向きな言葉を使っていて、自責的な面も。
「はげますオウム」:出来事に対して、前向きであろうとするオウム。自分も相手もOKな、アサーティブな言葉遣いができる。
管理職としてのお立場である皆様は、部下の方・取引先様との対応で悩まれることも多いのではないでしょうか?
もっとうまくやってほしいと思う一方で、どう伝えたらいいのか?または、一度「怒るオウム」「あきらめるオウム」を表に出現させてしまったばかりに、リカバリーがきかない事態になってしまった…。
そんなこともあるかもしれません。
ご自身の中で、コミュニケーションにおいてうまく消化できなかったな、と思うことがありましたら、ぜひ上の表を活用して、「そのイベントで感じたモヤモヤは、どのオウムがメインになっていたのか?」を捉えなおしてみましょう。
心の傾向を知ることで、同じような事例が出てきたときに、どうすればしなやかに受け流せるかを見える化することができます。
こちらは、怒りっぽく、叱るという役割を果たせていない指導を行っているようなリーダー様への「アンガーマネジメント」にも役立てることが可能です。
書き出していく中で、「はげますオウム」は何と言おうとしているのかが思い浮かぶようになり、ゆくゆくは出来事に対しても自然と「はげますオウム」を表に出すことができるようになるでしょう。
心の持ちようも訓練1つです。マイナスな出来事があったとき、どのオウムが現れてくれればみんな幸せになれるか、考えてみませんか?
Comentários