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心理的安全性の元祖!?ボウルビーの愛着理論・エインズワースの安全基地

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

心理的安全性が叫ばれるようになったのはここ数年の話ではありますが、その原点となった理論は、教育の分野に存在していました。

まずは、ボウルビーさんの「愛着理論」です。


(心からの愛をこめて!)


生まれたばかりのお子さんは、親の顔をじっと見つめたり、笑ったり、抱きついてきたりといったさまざまな行動を行います。親もこのような行動をとる赤ちゃんをかわいいと思い、頼られていることが嬉しいと感じて世話をすることでしょう。


こうした過程で、親と子の間に絆=愛着が形作られていきます。

生まれたばかりという状況では、何においても無力ですから、親という身近な存在から、人間に対しての信頼感を無意識に学んでいく。親子関係という面ではもちろん、成長した後の人間関係という意味で、非常に大切な期間であります。



このボウルビーさんの愛着理論をもとに、エインズワースさんが唱えたのが「安全基地」という考え方です。

子どもにとっての親というのは、いつでも帰ってこられる場所・安心できる場所である。つまり、心の安全基地として考えられているというものです。

こうした場所があるからこそ、子どもは「自宅の外」「公園の砂場」「幼稚園」「サッカークラブ」といった、これまで自分が知らなかった外の世界に、勇気をもって飛び出せますし、挑戦もできるのですね。


これを会社に置き換えても、同じことが言えるでしょう。


入社時点で右も左も分からない不安な状態の社員さんが、先輩や上司を頼りにできる関係。これがスタート時に構築できているほうが、構築できていない状態よりも、今後の会社の人間関係に慣れていきやすいのではないでしょうか?


また、リーダーが部下にとっての安全基地となれれば、多くの課題や経験にチャレンジしていき、部下の方自身の成長、失敗した場合にも耐性を身に着けたり、最終的には、会社にプラスの影響をもたらしたりという結果につながります。


安全基地リーダーシップを発揮し、好業績を上げられるチームを作るには、「メンバーを人として尊重する」「人を評価してしまう前に、その人の良さを見つけている」「その人の夢や希望について、話をしてみたことがある」といった行動が良いでしょう。

ともすると、会社におけるリーダーの役割とは、親の役割と同じといえるのかもしれません。

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