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心理的安全性を高めるワードチョイス_「こんなことも知らないの!?」→なんて言い換える??


◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎心理的安全性の高い組織を作りたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

心理的安全性の高い状態とは、「誰もが対人リスクを感じずに、目的に向かって学習するチームを作ることができる」状態を指します。

そのために、メンバー全員が、お互いの思いをお互いに伝えられ、承認しあえることが大切です。


一方で、まだまだ今の日本のチームや会社では、心理的安全性を確立できない言動が多く見受けられます。

今回は、どのように心理的安全性を高める取り組みをしていくか、「心理的安全性を高めるワードチョイス」と題して、特集していこうと思います。




◎「こんなことも知らないの!?」


たとえば、経験年数もそこそこ行っている方が、入社して間もない方がするような質問をしてきたと仮定しましょう。

そんなとき、ついこのように言ってしまうことはありませんか?


「この人はもう5年目になるし、このくらいのことは難なくできるよね」という暗黙の了解があったり、「もう一本立ちできるだろう」という期待が、単純なミスから打ち砕かれた思いがしたことから、このような強い言葉が出てしまうのだと思います。


また、デジタルに詳しい年下の方が、年上の方(家族も当てはまります!)に対して言うこともあるかもしれません。

「こんなこと」という言葉を使ってしまうと、相手の立場や尊厳を下に見て、傷つけてしまうことになります。人それぞれ、積み重ねてきた経験や歴史があり、それは自他ともに尊重されるべきものではないでしょうか。


そして、質問してきた人が「こんなことも知らないの!?」と言われてしまうと、今後質問をしにくくなるでしょう。

心理的安全性の低い状態の1つ=対人リスクがある状態の1つに、「無能と思われたくない」「無知と思われたくない」というものがあります。

このワードチョイスでは、それらの不安を大きくしてしまうことになります。


そこで…


→「なるほど、初心に返してくれる質問だね」


という形でコミュニケーションを取ってみます。


基本的なことを分からないまま進めて、後々大問題が起こるよりも、時には基本的なことをみんなで確認しあって進む方が、問題を事前に防ぐことはもちろん、チームとしての標準を固めていくことにもつながります。


そして、数か月経ってまた同じ質問をされるのも、上長の頭を悩ませることにもなってしまいますから、「この答えを聞く前と聞いた後で、どう感じた?」とか、「次は、このことを誰かに教えてあげてね」と言った形で、相手の自主性や裁量にゆだねるバトンパスをしていきましょう。



今後も、心理的安全性を高めるワードチョイスを取り上げていきます!お楽しみに😊

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