業務改善と革新は、澁谷かのんの「そうかな?」から生まれるかもしれません。
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
昨年2022年の夏に始まったことといえば、テレビアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」の2期ですね。
コンテンツの中で学年が上がることが本作の特徴で、2023年に入って、現メンバーがやはり進級し、新入部員を2名迎えた11人体制のLiella!となりました。
この11人での現実世界でのライブのほか、テレビアニメ3期の放送も決まっています。
2期の中で、主人公である澁谷かのんが使っていたフレーズで印象的なのは、「そうかな?」です。
メンバー間で周知の事実や、断定できるような事実に対して、一石を投じるフレーズになっています。
誰もがそうだろうと考えることでも、一回疑ってみることで、彼女たちの世界での認識は、新メンバーの加入など思わぬ展開を迎えることとなりました。(視聴者目線でいえば、ある程度予想できる展開ではありますが)
この「そうかな?」の視点は、チームビルディングにも大いに活かされるのではないでしょうか。
今のモノの配置は、昔からここと決まっているからここにあるんだとか、今の業務フローは、変更する方が大変だからずっとこうしているんだとか、そういった事案は多くあることと思います。
ですが、「そうかな?」の視点で、そんな当たり前にメスを入れてみましょう。
実は、時短になる、より良い配置が他にあるかもしれませんし、業務フローを変更する時のエネルギーは確かにしんどいけれど、2,3回転してみたら変更後の方が楽だったと感じられるかもしれません。
これら業務改善の一端は、やってみてダメなら戻せばよいだけなのです。
その他、新企画のアイデア出しで、「何となくこれでいいか…」と空気感のもとに決まったアイデアがあったとしましょう。
ここでも、「そうかな?」の視点を差し込んでみませんか?
もうひと踏ん張りすることで、より良いものが生まれるかもしれません。
もちろん、難産であったものをもう一度沸騰させるのは容易なことではありません。ですので、「そうかな?」を出した人が、「こういうのもいいと思うんだよね」とか、「こういう心配はないかな?」と、会議を前に進めるブースターを与えられるといいですよね。
人間関係においても、見えている一部分を切り取って、「あの人はこういう人に違いない」と決めつけてしまうこと、ありませんか?
でも、立場や役割などは、会社を出ればそれぞれのコミュニティで全く違います。先入観を捨てて、「いつも見ているあの人について、私は一面的な見え方しかできていない」という前提を大事にしたいものです。
「そうかな?」を発することで、場がピリつく不安もあると思います。
日ごろから、「そうかな?」と言っても咎められないと安心できる環境と、実際にその提案が採用するわけではなくとも、発言そのもの・その人の価値観そのものは許容される環境づくりを意識できると、業績にも連動してくるようになるでしょう。
対人リスクを恐れずにコミュニケーションが取れるかどうか、Liella!というスクールアイドルグループではそれがなされているということですね。
3期生が入っても、優勝のために必要なことは現状でそろっているのか、常に疑い続けて、改善し続けていく11人の物語に注目です。
4thライブの東京・千葉・愛知公演が夏に予定されています。ぜひご覧になってください。
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