求人募集のルールが変わります。_20221001より
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ハローワークをはじめ、各媒体で求人を出している
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
2022年10月1日より、求人のルールが変更になり、義務となるものもいくつか出てきます。今回はこの改正を確認しましょう。
1.求人等に関する情報の的確な表示が義務付けられます
求人企業に対して、①求人情報や②自社に関する情報の的確な表示が義務付けられます。
・嘘の表示や誤解を生じさせる表示はしてはいけません。
・求人情報を正確・最新の内容に保つようにしなければいけません。
これらは、雑誌(タウンワークなど)やウェブサイト(indeedなど)などで発信される求人情報が幅広く対象となります。
indeedなどは、ハローワークの情報を掲載することもあると思いますので、今一度確認しましょう。
☆確認ポイント
・募集内容に変更があったり、募集をしなくなったりしたら、すぐ反映する。
・いつの時点の求人情報か分かるようにしておく。
・誤解のないような書き方をする。
モデル収入例を、必ず払われるかのように書いたり、業種にズレがあるようにしてしまったりすることは避けましょう。
2.個人情報の取扱いに関するルールが新しくなります
・求職者の個人情報を収集する際には、業務の目的を明らかにしなくてはなりません。
たとえば、応募してこられた方の「電話番号等」は、「日程連絡のために使用します」と明示します。
また、「住所」や「年齢」は、「選考過程の分析のために」だけ使うこととして、求人以外のサービスでは使わないようにします。
今回の改正では、情報を「正しく・早く」更新しておくことと、個人情報を正しく取り扱うことがポイントになっています。
昨今、不採用とした方の履歴書などについての取り扱いが話題になることもあります。処理については、ご本人へ返却することがおすすめされていますが、そうでなくても破棄することが望ましいでしょう。
この処理についても、募集要項に書いておくなどしながら、今回の改正点で対応すべき点がないか見直ししましょう。
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