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片仮名トレンドワードの整理。ダイバーシティ?インクルージョン?

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

グローバル化が進み、一見するとよくわからないカタカナが多く入ってきていますね。

当ブログでも、多くの記事で当たり前のように使ってしまっているところがありましたので、今回はそういったトレンドワードの意味などを整理していきたいなと思います。





①VUCA


ブーカ、と読みます。

Volatility(変動性)

Uncertainty(不確実性)

Complexity(複雑性)

Ambiguity(あいまい性)

の頭文字を取った造語です。


変化が激しく、あらやるものを取り巻く環境が複雑性を増し、思ってもみないことが起こるような、将来の予測が困難な状態・時代のことです。


数年前には当たり前だったことがそうではなくなる。

この業務だけはなくなることはない、手堅い。

そういった常識が、このVUCAの下では通用しなくなっていくのです。


そのため、経営や方向性決定にあたっては、世間の変化にアンテナを張ること・「これはこうあるべき」という考え方を、一度棚に上げておくこと・多様な人材を取り入れて、対応できる準備を整えることなどが良いでしょう。



②ダイバーシティ


直訳では「多様性」となります。

労務分野に関して言うと、趣味嗜好・宗教・スキルなど、様々な属性を持った人たちが集まった状態を指します。

育児休業明けのお母さま方・一度は病気で退職したけど、再起を図っている方・定年退職したけど、まだ働ける65歳の方といった、これまで組織を共創していくメンバーから外れてしまっていた方に注目が集まっているのも、この一環ではないでしょうか。



③インクルージョン


直訳では「包括(全体を包んでまとめる)」となります。

ダイバーシティでは、あくまでも様々な属性を持った人たちが集まった状態でしかありません。

このインクルージョンがある状態では、そういった多様性を「相互に理解し、尊重し、実際に運営として機能している」ことまで達成されています。


誰一人取り残さない社会という考え方も近いかもしれませんね。


労務分野でダイバーシティ&インクルージョンが実現できると、採用の場面でこれまで出会うことがなかったかもしれない優秀な人材に出会えたり、実現できていない企業との差別化になったりします。



④ESG


イーエスジー、と読みます。

Environment(環境)

Social(社会)

Governance(ガバナンス)

の頭文字を取ったものです。


企業や世界がこれからも長く続いていくためには、環境への配慮・人が織りなす社会への配慮・管理の行き届いた経営の3つが重要ということで、2006年の国連で紹介されたものになります。


似たようなものに、SDGsもありますが、こちらのESGはどちらかというと「民間企業」「投資」といった側面が強い印象です。

先月は株主総会ラッシュでしたが、ESGへの取り組みに関しても多くの声が株主から上がったとのこと。利益追求だけが正義か、考えさせられる一幕ですね。





総じて最近のトレンドワードを見ていくと、「誰かを大事にしよう」という側面が強いように感じました。

次の時代を生き残るために必要なのは、やさしさだと信じています。

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